大相撲・格闘技

【優勝力士決定!!】令和2年 大相撲秋場所千秋楽

土俵

 

こんにちは、KOUです。

 

コロナ禍の状況の中、入場者数を制限して開催されている大相撲秋場所。

 

今場所は、コロナによる稽古不足が関係しているのか、休場者も続出。

 

13日目には、先場所奇跡の復活優勝を果たした照ノ富士まで休場してしまい、

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱や再出場者らを含めて13人。

 

KOU
さすがに・・・ちょっと多すぎだよなぁ~💦💦

 

そんな中、14日目を終えて優勝争いトップに立った正代。

はたしてこのまま優勝となるのか・・・

あるいは優勝決定戦へともつれこむのか・・・

 

それでは見ていきましょう!!

 

 

14日目を終えて・・・優勝争いは?

14日目を終えての優勝争い

  • 2敗 正代
  • 3敗 貴景勝 翔猿

 

KOU
・・・遂に、正代が単独トップで千秋楽を迎えました~!!

 

今年の初場所、あの奇跡の幕尻優勝をとげた徳勝龍と激しい優勝争いを演じ、

14日目の直接対決に敗れ、あと一歩のところで初優勝を逃した正代。

 

今場所こそは、本割で勝って初優勝を決めたいところですね。

 

 

優勝争いの行方は混沌?

優勝争いの行方

  • 〇正代 ー 翔猿 × ➡ 13勝2敗で正代初優勝。
  • × 正代 ー 翔猿〇 〇朝乃山 ー 貴景勝 × ➡ 12勝3敗同士の正代と翔猿の優勝決定戦。
  • × 正代 ー 翔猿〇 × 朝乃山 ー 貴景勝〇 ➡12勝3敗で並んだ正代と翔猿と貴景勝による優勝決定巴戦。

 

優勝決定巴戦が今場所でもし実現すれば、

幕内では1994年春場所の曙、貴ノ浪、貴闘力以来7度目となります。

 

KOU
力士たちには申し訳ないが・・・巴戦観たいですねぇ!!

 

 

今場所の正代はなぜ強い?

 

正代は昨年2019年の九州場所から完全に覚醒しています。

  • 2019年九州場所  西前頭10枚目 11勝4敗
  • 2020年初場所   西前頭4枚目   13勝2敗
  • 2020年春場所   西関脇         8勝7敗
  • 2020年夏場所   新型コロナウイルス拡大により中止
  • 2020年名古屋場所 東関脇    11勝4敗
  • 2020年秋場所   東関脇    12勝2敗(14日目時点)

 

KOU
ここ1年、完全に成績が安定してますね!!

 

東京農業大学2年生の時に学生横綱となり、2014年春場所初土俵。

 

幕下付出デビュー資格は、学生横綱のタイトル獲得から1年間という期限があるため、

この時点で既に失効しており、前相撲からのスタートとなりました。

 

本人自ら「プレッシャーに弱い。それに負けるとクヨクヨするタイプ」と言う通り、

まわりからは「ネガティブ力士」なんて揶揄されていました。

 

そんな弱気な「ネガティブ力士」から脱却できるきっかけとなった要因。

それは、朝乃山への「ライバル心」でした。

 

正代は朝乃山の2歳年上。

 

アマチュア時代の実績は先述したとおり、

2年生の時に学生横綱になるなど、完全に朝乃山を圧倒しています。

 

しかし大相撲の世界では・・・

「初優勝」も「大関」の座も、あっという間に朝乃山に追い越されてしまいました。

 

勝負の世界は厳しいねぇ・・・💧
KOU

 

あっという間に大関にかけあがった朝乃山の活躍に、

「同じ学生相撲出身として悔しい」

と、悔しさを隠さなかった正代。

 

今まで「ネガティブ力士」と言われていた男が、ここから変わりました。

 

KOU
明らかに「立ち合い」が変わったんだよなぁ・・・

 

正代の立ち合いは、頭から低く当たるわけではなく、基本的に頭を上げて胸で受けます。

 

以前の正代は、立ち合いにどうしても相手を待って受けてしまうので、

土俵際までに何とか相手の勢いを止めて、そこから・・・という相撲が多かったですね。

 

そんな正代の相撲の取り口に、元若乃花の花田虎上氏からは、

「あんな相撲とってたら30歳くらいで体がボロボロになる」

と言われていたくらいです。

 

しかし現在は、独自の研究で下半身の強化にも積極的に取り組み、

筋力アップに成功したのか、立ち合いでの踏み込みの圧力が完全に上がっています。

 

元々、先輩力士の元豊ノ島からは、

「相手に体を寄せていく際の足の運びは天才的」

と言われていました。

 

この天性の才能に加え、立ち合いで押し負けないという「自信」がついたのでしょう。

 

以前の正代は、体の柔らかさなど、柔和な取り口の印象でしたが、

いまや完全に「力強さ」が際立つ力士となりました。

 

現在12勝2敗。

場所前は一切言われていなかった、「大関昇進」のムードも急浮上しています。

 

もし今場所初優勝を決めれば13勝2敗。

 

大関昇進の条件とされているのは、直近3場所が計33勝。

 

正代の場合、今場所13勝でも直近3場所の合計は32勝となります。

 

春場所の8勝止まりが痛かったねぇ・・・😖
KOU

 

ただ、八角理事長(元横綱北勝海)は、直近3場所の成績よりも、

むしろこの1年の安定した成績を評価していると言われています。

 

白鵬と鶴竜の両横綱は、ケガ続きで先は長く無いのかも知れません。

大関も栃ノ心と高安が陥落して、現在は朝乃山と貴景勝の二人のみ。

 

KOU
協会側としても、早く次の大関を育てたいはずだよなぁ・・・

 

はたして・・・優勝の行方は?

正代が「初優勝」と「大関昇進」をダブルでGETするのか・・・

 

それとも・・・??

 

【速報】令和2年 大相撲秋場所千秋楽 結果

 

決まり手西
東関脇     正代突き落とし翔猿   ● 東前14

 

 

正代、初優勝を決めましたぁぁ~!!!

 

KOU
いやぁ~、正代硬かったなぁ・・・😅
翔猿は土俵際でまわしを掴んで寄れば勝てたかも・・・いやぁ~惜しかった!!
KOU

 

正代、今までの相撲人生で1番緊張していたようです。

そりゃ~無理もないですね(笑)

 

優勝インタビューでは、涙も見せず喜びを押し殺したような態度でしたが、

取組後の花道で付け人と泣いて喜んでいた姿には、思わず目頭が熱くなりました。

 

また日本相撲協会の発表で、臨時理事会の招集が決定したようです。

 

事実上、来場所の「新大関 正代」の誕生が決定しましたね!!

 

早くも来場所が待ち遠しくなりました!!

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