こんにちは、KOUです。
例年であれば九州場所は、福岡市の福岡国際センターで開催されますが、
今年のコロナ禍によって、大人数での移動や長期滞在による感染拡大を避ける為、
史上初めて東京両国国技館で開催された、今年の九州場所。
白鵬・鶴竜の両横綱は初日からの休場、朝乃山・正代の両大関は途中休場と、
メンツ的には寂しい場所となってしまいました。
はたしてどうなったのでしょうか。
それでは見ていきましょう!!
14日目を終えて・・・優勝争いは?
<十四日目の様子>
幕内取組。
貴景勝(13勝1敗) 突き出し 御嶽海(6勝8敗)。1敗:貴景勝。
2敗:照ノ富士。
千秋楽の取組→https://t.co/mkd7TOchrC#相撲 #11月場所 #東京 pic.twitter.com/uiLujzdT9C— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 21, 2020
14日目を終えての優勝争い
- 1敗 貴景勝
- 2敗 照ノ富士

両者は千秋楽結びの一番で直接対決。
優勝争いの行方
- 〇貴景勝 ー 照ノ富士 × ➡ 14勝1敗で、貴景勝が2018年九州場所以来、2度目の優勝。
- × 貴景勝 ー 照ノ富士〇 ➡ 13勝2敗同士で並び、両者で優勝決定戦。
過去の対戦成績は貴景勝の2勝で、
照ノ富士は貴景勝に1度も勝ったことがありません。
今場所の貴景勝はどう?
【単独トップの貴景勝 相手は難敵の御嶽海】#貴景勝 - #御嶽海#大相撲 #11月場所 十四日目
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2018年九州場所、小結の地位で13勝2敗で初優勝。
その後、初場所で11勝、春場所で10勝をあげ、春場所後に大関に昇進。

- 2019年夏場所 3勝4敗8休
- 2020年名古屋場所 全休(カド番⇒大関陥落)
- 2020年秋場所 12勝3敗(大関復帰)
- 2020年九州場所 9勝6敗
- 2020年初場所 11勝4敗
- 2020年春場所 7勝8敗
- 2020年夏場所 新型コロナウイルス拡大により中止
- 2020年名古屋場所 8勝4敗3休(カド番脱出)
- 2020年秋場所 12勝3敗

新大関の場所となった2019年夏場所では、
4日目御嶽海に寄り切りで勝利したものの、この取組で右膝内側側副靱帯を損傷。
新大関としての責任感もあり、一旦は再出場に踏み切ったものの、
結局は相撲にならず、再度の休場となりました。
翌名古屋場所も、貴景勝自信は出場の意志を見せるも、
調整不足は明らかで、休場させたい千賀ノ浦親方と意見が対立。
結局は親方の休場勧告を受け入れ、
新大関昇進後わずか2場所での関脇陥落となってしまいました。

翌秋場所は、場所前の不調とは裏腹に白星をかさね、12日目には10勝をあげ大関復帰達成。
優勝争いを演じ、優勝決定戦に進みますが、御嶽海に敗れ優勝を逃しました。
しかもこの優勝決定戦の一番で、左大胸筋を肉離れ。

その後は、優勝争いに絡むことはあるものの、
2020年初場所では、優勝争いをしていた幕尻の徳勝龍に敗れ、
同年秋場所では、同じく優勝争いをしていた正代に敗れ、
賜杯に届くことはありませんでした。
今場所は先述の通り、2横綱2大関が休場し、一人大関となってしまいましたが、
重圧を感じさせることなく、自身初の中日勝ち越しを決めました。
その後も優勝争いの先頭に立ち続け、13日目には再び単独トップ。

大関としての初めての優勝のチャンスが近づきました。
今場所の照ノ富士はどう?
【2敗対決】
優勝争いに残ったのは!#照ノ富士 - #志摩ノ海#大相撲 #11月場所 十四日目幕内の全取組動画はこちらでチェック↓↓https://t.co/XHpfleDkXz
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2020年名古屋場所での、あの奇跡的な復活優勝が記憶に新しい照ノ富士。
大関経験者で幕内優勝経験者が序二段まで落ちて、
そこから幕内に復帰して、復活優勝をはたす・・・・・・。

貴景勝同様、照ノ富士も大関時代は苦しみました。
一時は、そのまますぐに横綱に上がるもんだと思っていましたが、
大関在位中は結局、一度も優勝できませんでした。
加えて、両膝のケガや2型糖尿病、腎臓結石やC型肝炎などに悩まされ、
あっという間に番付は序二段にまで落ちてしまいました。
特に膝のケガは深刻で、洋式トイレにも座れないほどの状態だったといいます。
さすがの照ノ富士も、親方に引退を申し出たことも何度もありましたが、
「引退するもしないも、まず病気を治そう」と言われ、
応援してくれる人々の為に、現役を続行する決意を固めました。
そこからは関取復帰に向けて、
ウエイトトレーニングやウォーキングで体力作りをしながら、
出来る範囲内での稽古を死に物狂いで頑張りました。

こうして徐々に体調も戻り、番付を上げてきた照ノ富士は、
2020年初場所に見事関取復帰をはたしました。
この場所を13勝2敗で十両優勝すると、
翌春場所も10勝し、幕内復帰を確実にしました。
そしてあの2020年名古屋場所の復活優勝。

この奇跡の復活優勝は、まさに記録づくめの優勝となりました。
照ノ富士の復活優勝 記録の数々
- 元大関の平幕優勝 ➡ 1976年秋場所の魁傑以来、史上2人目
- 再入幕場所での優勝 ➡ 2020年初場所の徳勝龍以来、史上2人目
- 幕尻での優勝 ➡ 2000年春場所の貴闘力、2020年初場所の徳勝龍以来、史上3人目
- 過去に幕内優勝した力士が十両以下に陥落後、再び幕内優勝 ➡ 史上初

翌秋場所では途中まで優勝争いに絡むも、その後途中休場。
東小結で迎えた今場所は、どこまで活躍してくれるのか注目していました。
初日の輝戦を白星で飾ると、7日目まで7連勝。
しかし8日目、9日目と連敗してしまいました。

7勝2敗で迎えた10日目の翔猿戦。
この一番で、照ノ富士は衝撃の相撲内容を見せました。
【あ!豪快につり上げられた】 翔猿は・・・#照ノ富士 - #翔猿#大相撲 #11月場所 十日目
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この一番で流れを取り戻したのか、その後再び連勝を重ね、
14日目を終えて1差で千秋楽を迎えることになりました。
さぁはたして優勝のゆくえは??
令和2年 大相撲秋場所千秋楽 結果
東 | 決まり手 | 西 |
東大関 ● 貴景勝 | 浴びせ倒し | 照ノ富士 〇 東小結 |
照ノ富士が勝って、優勝決定戦になりましたぁ~!!
【照ノ富士 優勝決定戦へ望みをつなぐ!】#貴景勝 - #照ノ富士#大相撲 #11月場所 千秋楽
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照ノ富士、ここ一番で抜群の集中力を見せましたね。
踏み込みも良かったし、すさまじい気迫で貴景勝を圧倒。
完膚なきまでに叩きつけられた貴景勝は、逆に追い込まれる形となりました。
はたして優勝決定戦のゆくえは・・・??
令和2年 大相撲秋場所千秋楽 優勝決定戦結果
東 | 決まり手 | 西 |
東大関 〇 貴景勝 | 押し出し | 照ノ富士 ● 東小結 |
貴景勝が意地の優勝をはたしましたぁ~!!
【優勝決定戦】 貴景勝 大関初優勝!!
鳴りやまない拍手!#貴景勝 - #照ノ富士#大相撲 #11月場所 千秋楽#優勝決定戦 #大関初優勝幕内の全取組動画はこちらでチェック↓↓https://t.co/ayXDmoPB53
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貴景勝、立て直してきましたよね。
立ち合いから良く踏み込んで、最後は照ノ富士が土俵の外に吹っ飛びました。
優勝決定の瞬間の何とも言えない表情を見る限り、
今までの苦労が頭をよぎって、感極まったように見えましたね。
<貴景勝優勝!>
優勝決定の瞬間。#相撲 #11月場所 #東京 #貴景勝 pic.twitter.com/xBfpDjVm10— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 22, 2020
照ノ富士は、自ら悪い癖が出たと言う通り、上体が高く受けてしまいましたね。
取組後は、両膝が限界だったのか、足を引きずっているように見えました。
とにもかくにも、本割&優勝決定戦とも、熱戦で楽しませてくれました!!
来場所に向けての展望
<千秋楽の様子>
表彰式後、賜盃を抱えて記念撮影する貴景勝。#相撲 #11月場所 #東京 pic.twitter.com/zCt5FrAx59— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 22, 2020

今場所大関として優勝したことで、
来場所貴景勝は「綱取り」の場所となります。
綱取りの条件
大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績
貴景勝の今場所の優勝は確かに素晴らしかったです。
しかし、解説の北の富士さんもおっしゃっていましたが、
正直来場所の貴景勝の「綱取り」というのには、
現時点ではまだもうひとつインパクトに欠けるような気がしますね。
一般的に突き押し相撲の力士は、番付が上がっていくと、
四つ相撲を覚えなさいと言われるのが常です。
かつて押し相撲一本で、横綱に昇進した力士は一人もいません。
北勝海は突き押し相撲で横綱に登り詰めましたが、
千代の富士から四つ相撲を教わり、左四つでも相撲が取れました。
長いリーチで相手を圧倒した曙も、
横綱昇進後は右四つからの上手投げを得意としていました。
強烈な突っ張りを持つ朝青龍や日馬富士は、
離れてよし、組んでよしの自在の取り口を武器にしていました。
貴景勝が尊敬する先代の佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)にも
右四つという武器がありました。
しかし現在の貴景勝は、四つ相撲では全く相撲になりません。
現時点では突き押し相撲一本で横綱を狙うと公言しています。

来場所、貴景勝の綱取りはどうなるのでしょうか・・・・・・。
一方の照ノ富士も、大関復帰に向けて、
来場所は大事な場所となりますね!!
結果次第では、場所後の大関復帰もあるかもしれません。
来場所は、進退をかける白鵬・鶴竜の両横綱、
カド番となった朝乃山・正代の両大関も出場するでしょう。
その中で貴景勝、照ノ富士は結果を出せるでしょうか・・・・・・。
来年の初場所に期待しましょう!!