プロレス

【激闘!】NOAH the CHRONICLE vol.4 11.22 横浜武道館

PRO-WRESTLING NOAH

(出典:プロレスリング・ノア公式)

 

こんにちは、KOUです。

 

今年7月に開館したばかりの新会場「横浜武道館」にて、

初開催となった11.22 NOAH the CHRONICLE vol.4。

 

この大会は、AbemaTVで生配信されました。

 

注目カードが目白押しのこの大会。

一緒に振り返っていきましょう!!

 

 

第4試合 スペシャルシングルマッチ

 

勝者:武藤敬司

13分51秒  シャイニングウィザード→体固め

 

KOU
谷口は結局、谷口でしたねぇ・・・・・・💧

 

きっかけは10.11 エディオンアリーナ大阪大会の8人タッグ。

 

試合中、谷口は執拗に何度も武藤に突っかかり、

試合が決まっても武藤は珍しく感情をあらわにするほど。

 

そして試合後の控室に谷口が乱入し、シングル戦を直訴。

 

※武藤と谷口のシングル戦決定の経緯について、詳しくは以下の記事の「第6試合 8人タッグマッチ」項をお読みください。

N-1 VICTORY 2020
【熱戦!】NOAH「N-1 VICTORY 2020」10.11エディオンアリーナ大阪

続きを見る

 

中途半端な現状を打破するため、

レジェンドである武藤との戦いで何かをつかみたい谷口。

 

試合前には、武藤とのシングル戦に、

幻に終わった故・三沢光晴さんとのシングル戦への想いを重ねて語っています。

 

※谷口周平のインタビュー記事について、詳しくは以下の記事をお読みください。

 

2005年の12.24クリスマス大会にてデビューした谷口。

同じ日にデビューした同期の3人はその後、いずれもリングを去っています。

 

さらに詳しく

太田一平→2009年引退

伊藤旭彦→2010年引退

青木篤志→2019年不慮の事故により死去

 

今年で44歳。

武藤は戦前そんな谷口に対して、

『自分が44歳の時は、全日本プロレス社長に就任して野心を持っていた』と語っています。

 

KOU
だから年齢的には、もうそろそろホントに後が無いんだけどなぁ……💧

 

試合序盤、武藤はいつものように、

ねちっこいグラウンド攻撃であっという間にペースをつかみました。

 

前にTAKAみちのくが、武藤のグラウンドは相当強いって言ってたなぁ・・・・・・
KOU
KOU
レスリング国体優勝経験のある谷口相手に、グラウンドで圧倒するんだから相当強いよね!!

 

中盤には最近多用する、蝶野の必殺技「STF」も繰り出していましたね。

KOU
武藤曰く、あの技は休めるからいいんだってさ😅

 

谷口も負けじと粘り、藤田和之戦以降多用するようになった、

顔面へのサッカーボールキックで武藤を蹴り上げました。

KOU
なぁ~んかでも、蹴り方が優しいのよねぇ・・・・・・武藤相手ならなおさら仕方ないのか😅

 

その後谷口は、ダイビングボディプレス2連発、

そして必殺ワイバーン・キャッチで締め上げようとするも、

隙をついた武藤は足を取りドラゴンスクリューで返しました。

 

ここでの足の取り方は絶妙にうまかったね!!
KOU

 

最後は後頭部➡正面からのシャイニングウィザードでフィニッシュ。

完全に力の差を見せつけました。

 

試合後、大の字の谷口と握手してからリングを降りた武藤。

8.10横浜大会での清宮海斗戦に続いての勝利に、

どうやら自身のシングル戦でのコンディションに感触をつかんだ様子。

 

来年早々、ばく進する武藤敬司を見せたいと語りました。

 

KOU
こりゃ、新春1.4後楽園ホール大会でのGHC戦があるかもなぁ・・・・・・

 

 

第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合

 

勝者:小川良成

23分29秒  4の字式エビ固め

 

小川良成は最近NOAHジュニアで完全に躍動してますなぁ~!!
KOU
KOU
桃の青春タッグは、意外とあっさり負けちゃいましたね💦💦

 

10.11エディオンアリーナ大阪大会にて、

小川良成&HAYATA組からジュニアタッグ王座を奪った、

原田大輔&小峠篤司の「桃の青春タッグ」

 

※10.11エディオンアリーナ大阪大会でのGHCジュニアタッグ戦について、詳しくは以下の記事の「第4試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権」項をお読みください。

N-1 VICTORY 2020
【熱戦!】NOAH「N-1 VICTORY 2020」10.11エディオンアリーナ大阪

続きを見る

 

試合は両者譲らず、目まぐるしく攻防が入れ替わる激しい展開。

 

KOU
このメンツの中でも、あらゆる動きに遜色なく対応する、小川良成54歳おそるべし!!

 

試合中盤は小峠の腕に狙いを定め、

場外の鉄柱に打ち付けて荒々しく攻撃したかと思えば、

クラシカルなキーロックで老獪に痛めつける小川良成。

 

この攻撃の振り幅がさすがなんすよねぇ・・・・・・
KOU

 

一方の桃の青春タッグ。

長時間捕まった小峠からタッチを受けた原田大輔が躍動し、

ローリングエルボーやバックドロップで反撃。

 

ダブルの延髄蹴り、トップロープからのダイビングエルボー➡ボディプレスと、

連携攻撃で小川良成をあと一歩まで攻めたてました。

 

しかし最後は意外な結末・・・。

HAYATAに必殺キルスイッチを決めた小峠の隙を突き、

小川が4の字式エビ固めでガッチリ押さえ込んで3カウントを奪いました。

 

試合後は、仲間割れの末スティンガーを裏切った鈴木鼓太郎と、

新パートナーのサルバヘ・デ・オリエンテがリングイン。

 

GHCジュニアタッグへの挑戦を表明しました。

 

感情をあまりあらわにしない小川が、珍しくキレてましたね!!
KOU
KOU
鼓太郎のマイク直後に放った小川の速攻ビンタ・・・・・・めっちゃ早かったな😅

 

鼓太郎の新パートナーである

サルバへ・デ・オリエンテの正体も気になるところですが、

とりあえずジュニアタッグへの挑戦は決定ですね。

 

一方の桃の青春タッグは、大々的にチームを復活させたわりには、

思ったほどのインパクトを残せないまま、王座陥落となってしまいました。

 

これからの巻き返しに期待したいものです。

 

 

第6試合 GHCナショナル選手権試合

 

勝者:拳王

19分30秒  胴締めスリーパーホールド

 

戦前から拳王は清宮を痛烈に批判。

 

特に拳王は、

清宮が先日、テレビ朝日とAbemaの共同制作バラエティー番組

『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』に出演した際に、

番組内の合コンで、テレ朝の人気アナウンサー弘中綾香と

連絡先を交換した事を激しく糾弾。

 

「汚ぇ大人たちが人口的に作る合コンで、

台本通り女子アナとLINE交換して何喜んでるんだ!!」

と、挑発を繰り返していましたね。

 

KOU
これは・・・真面目にとらえていいものか・・・・・・ただただ、うらやましいだけなのか😅

 

※弘中綾香と清宮海斗が出演したバラエティー番組の詳細については、以下の記事をお読みください。

 

 

拳王は、得意の多彩な蹴りやフットスタンプ、

アンクルホールドなどで激しく攻め込みましたが、

対する清宮もノータッチトペコンヒーロや変形エメラルドフロウジョン、

必殺のタイガースープレックスホールドを炸裂させるも、

拳王は脅威の粘りで耐え抜きました。

 

ここで清宮はとどめとばかりに再びタイガースープレックスホールドを狙いましたが、

拳王はこれを切り返すと、スタンディングの状態で胴締めスリーパーへ。

 

そのままグイグイ締めあげると、清宮は白目をむいてたまらずギブアップ。

拳王がライバル対決を制し、2度目の防衛に成功しました。

 

試合後拳王は

「試合前は色々言ってきたけど、アイツは本物だよ」

と清宮を認める発言をした上で、

「このベルト、オレがずっと持っておくぞ!」と長期政権を宣言しました。

 

そして・・・・・・メインイベント終了後、拳王は動きました。

 

その詳細は、後ほどお話ししましょう。

 

 

第7試合 GHCタッグ選手権試合

 

勝者:桜庭和志

21分25秒  変形アキレス腱固め

 

KOU
桜庭と船木がNOAHで相対するなんて……数年前までは考えられなかったねぇ😱💨💨

 

 

今では数少なくなった、NOAHの生え抜きである丸藤正道と杉浦貴。

 

ここ最近は丸藤がM's alliance、杉浦は杉浦軍として、

ユニット活動に力を入れていますね。

M's alliance

  • 丸藤正道(NOAH)
  • 望月成晃(DRAGON GATE)
  • 武藤敬司(フリー)
  • 宮本裕向(暗黒プロレス組織666)
  • 船木誠勝(フリー)

杉浦軍

  • 杉浦貴(NOAH)
  • 桜庭和志(フリー)
  • 鈴木秀樹(フリー)
  • 藤田和之(フリー)
  • NOSAWA論外(フリー)
  • カズ・ハヤシ(フリー)
  • ケンドー・カシン(フリー)

 

このメンツがみんなNOAHに上がってるなんて、ホントすごいよね~!!
KOU

 

そんな中、杉浦は夏頃から急に「I am チョーノ! ガッデム!」と

蝶野正洋ばりの決めポーズをやり始めました。

 

しかも、現GHCヘビー級チャンピオンである潮崎豪は、

ことあるごとに「I am NOAH」をアピール。

 

これに反応したのが蝶野正洋。

 

11.8後楽園ホール大会の杉浦組vs丸藤組の試合後、

蝶野は会場内のモニターに突如として登場。

11.22横浜武道館大会に、杉浦軍の最高顧問として来場することを発表。

KOU
これは・・・蝶野おもしろすぎるよ!!🤣🤣 会場も笑いにつつまれたらしい😅

 

一方の丸藤もすぐさま対抗。

バックステージでSKE48の松井珠理奈に連絡し、

「一緒に入場して華を添えて欲しい」と依頼し珠理奈も快諾。

 

両チームとも、豪華な援軍とともにタイトル戦を戦う事となりました。

 

試合は入場シーンから、お互い豪華でしたね!!

 

試合は船木と桜庭の元UWF勢同士の先発でスタート。

 

KOU
2007年大晦日のDynamite!!で戦った2人が・・・NOAHで見れるなんて、本当にわからないもんだわ!!

 

シリアスな二人の攻防・・・・・・のそばで、武藤は何を言ってるんだぁ!!🤪🤪
KOU
KOU
ゲストのケンドーコバヤシの「自分は性癖枠でM's allianceに入れます」にはマジウケた!!🤣💦💦

 

特に船木はコンディションが良さそうで、

桜庭を強烈な掌底1発で倒し、杉浦には強烈な蹴りやスリーパーで

とことん追い詰めていきました。

 

そしてかたや桜庭も、丸藤に上着を脱がされると、

顔を歪めながらの激しいチョップ合戦を繰り広げました。

 

プロレスを楽しんでる・・・という見方はできるが、桜庭のチョップはさすがに素人打ちだね💧
KOU
KOU
丸藤が桜庭の上着を脱がしたのには、チョップの痛みを100%桜庭に刻み込ませてやるっていう、プロレスラーとしての意地を感じた

 

その後もトラースキック、虎王、背後からのコブラクラッチ式虎王など

丸藤の猛攻を受けるも、なんとか杉浦がカット。

 

しかし、再度狙った丸藤の虎王を桜庭がキャッチし、

テイクダウンに成功すると状況は一変しました。

 

デラヒーバフットロックから、片足で又裂きの複合技に持ち込んだ桜庭。

KOU
ゲスト解説の武藤も「俺こんな技見たこと無いよ」って驚いていましたね~!!

 

さらに足を入れ替えてのヒールホールド、

そして変形のアキレス腱固めを極めたところで、丸藤が悶絶しタップアウト。

 

桜庭の流れるような足関節技は、さすがの一言でしたね!!

 

試合後は、やはり蝶野が黙ってはいませんでした。

 

「プロレスファンなら勝った方を応援しろ」と

謎の主張(?)で松井珠理奈に迫り、杉浦軍に勧誘。

 

珠理奈は一度は握手したものの、

武藤の入れ知恵で、直後に蝶野に強烈なビンタ炸裂!!

KOU
いつもはビンタする側の蝶野がビンタされたのは、マジで面白かったわ~!!
ただ、松井珠理奈がNOAHで試合するのは勘弁!!丸藤が言うように、せめてやるなら自主興行で!!
KOU

 

最後は蝶野の「ガッデム!!」で大団円。

いやぁ~豪華な入場あり、シリアスな攻防あり、最後のビンタのくだりありと、

本当にバラエティに富んだ内容で楽しませてもらいました!!

 

 

 

第8試合 GHCヘビー級選手権試合

 

勝者:潮崎豪

42分35秒  ショートレンジ豪腕ラリアット→体固め

 

KOU
勢いに乗る中嶋が優勢とみてたけど、潮崎が防衛を果たしましたね!!

 

8.30カルッツ川崎大会にて、かつてのパートナー潮崎を裏切った中嶋。

 

※衝撃の裏切り劇があった8.30カルッツ川崎大会について、詳細は以下をお読みください。

電撃
【衝撃展開】NOAH 8.30カルッツかわさき大会

続きを見る

 

裏切り後の二人のTwitterは、何だか恋人の別れのような

何とも切ない気持ちにさせられましたね。

 

金剛入りした中嶋は、その勢いでN-1 VICTORYも優勝。

 

ちなみに入場曲を変えた中嶋。

自らPVにも出演していますが、なかなかカッコイイ仕上がりです。

 

キャラ変後の中嶋は、いい意味でレスラーとして色気が出てきましたよね!!
KOU
KOU
ただ・・・・・・カラーリング&チリチリパーマは、髪の毛に相当負担が・・・😅

 

いわば「遺恨マッチ」となった今回のGHC戦。

 

しかしあまりの激しい試合展開に、そういった背景はしだいに薄れ、

解説席を陣取った拳王にも「悔しいけど応援してやってくれよ」と

言わしめるほどの激闘となりました。

 

潮崎の逆水平チョップと中嶋のミドルキック。

業界内随一の使い手の二人。

 

至高の打撃の応酬は壮絶を極めました。

KOU
これは・・・・・・単純にすごかった!!

 

ダウン寸前になりながらもお互い引き下がらず、

「来い!」と挑発しあいながら打ち合う攻防は、息をのみました。

 

その後潮崎は、中嶋の強烈なハイキックで反失神状態に追い込まれ、

必殺ヴァーティカルスパイクを食らうも何とかカウント2で返しました。

 

ここから怒涛の反撃開始。

スリーパースープレックス、ローリングエルボーと、

かつての小橋・三沢の技でペースを取り戻しました。

 

KOU
ローリングエルボーは腰が入ってて、単なるモノマネではなく、かなり強烈でしたよ!!

 

最後はムーンサルトプレスから豪腕ラリアット4連発。

さすがの中嶋も、最後は返すことができませんでした。

 

「I am NOAH」をキャッチフレーズにし、NOAH愛を語る潮崎。

その潮崎を「出戻りチャンピオン」と挑発するも、

「俺だってNOAHを愛してるんだよ」と、こちらもNOAH愛を語った中嶋。

 

二人の「NOAH愛」がぶつかり合い、昇華したことによって、

結果として、これぞNOAHのプロレスというような、

本当に素晴らしい試合を見せてもらいました。

 

メイン後、杉浦と桜庭が突如登場。

「なんなんだアイツら」と、解説席にいた拳王が激高して乱入し、

二人の前に立ちはだかると思いきや、桜庭一人に因縁をつけだしました。


KOU
これは・・・・・・さすがにちょっと展開に無理があったような気が・・・😅

拳王も、もうちょいうまくやってくれないとぉ~💦💦
KOU

 

その後、杉浦は潮崎に次の挑戦を表明。

 

KOU
「I am NOAH?俺に勝ってから言えよ!」は、重みがありましたね

 

「ずっと待ってたよ。俺とあんたで盛り上げてやろうぜ」と快諾した潮崎。

 

NOAH生え抜きの杉浦を倒して、

文字通りの「I am NOAH」となれるかどうか・・・・・・。

 

その答えは、12.6 国立代々木競技場第2体育館大会で出ます!!

 

 

まとめ

 

年間最大のビッグマッチとなる、12.6 国立代々木競技場第2体育館大会。

 

主な対戦カードは以下の通り。

12.6国立代々木競技場第2体育館大会 主な対戦カード

  • 【GHCヘビー級選手権試合】 (王者)潮崎豪 vs 杉浦貴(挑戦者)
  • 【8人タッグマッチ】 丸藤・武藤・船木・宮本 vs 清宮・谷口・稲葉・稲村
  • 【GHCナショナル選手権試合】 (王者)拳王 vs 桜庭(挑戦者)
  • 【GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合】 (王者)小川・HAYATA vs 鼓太郎・サルバヘ・デ・オリエンテ

 

KOU
やはり、2大GHC戦が注目ですかね!!

 

来年のNOAHを引っ張っていくのは一体誰なのか・・・。

また新たな遺恨や展開が待ち受けているのか・・・・・・。

 

来年1.4では、新日本プロレスの東京ドーム大会の裏で、

2年連続後楽園ホール大会を開催するNOAH。

 

現在、独走する新日本プロレスの前に、

再びライバル団体として立ちはだかるためには、

これからの戦いが非常になってきます。

 

そして今年は、2010年の杉浦貴以来10年ぶりに、

新日本プロレス以外の選手がプロレス大賞を受賞するのでは?と噂されていますね。

 

その最有力候補と言われている潮崎豪。

 

勝って、今年を締めくくれるかどうか・・・。

 

 

そして、拳王と桜庭の異次元対決。

 

拳王は、「PRIDE時代の桜庭に戻してやる」と意気込んでいます。

 

一体どんな戦いになるのか・・・。

 

いずれにせよ、今後も目が離せませんね!!

-プロレス

© 2024 IDDM×LIFE Powered by AFFINGER5