大相撲・格闘技

【カーフキック!】RIZIN.26 12.31さいたまスーパーアリーナ

RIZIN.26

(出典:RIZIN公式)

 

こんにちは、KOUです。

 

毎年恒例、

大晦日と言えば格闘技!!

 

今年は新型コロナウイルスに振り回された1年。

 

よりによって2020年最後の大晦日に、

東京の新規感染者数はなんと、

初の1000人越えで1337人に!!

 

そんな状況の中、

さいたまスーパーアリーナで行われたRIZIN.26。

 

注目カードを振り返っていきましょう!!

 

 

第1試合 スペシャルワンマッチ

RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg)

ミノワマン vs スダリオ剛

 

 

勝者:スダリオ剛

1R 3分19秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 

KOU
ミノワマン、意外と何も出来ず負けちゃったなぁ~💦

 

 

ミノワマンといえば、

無差別での戦いを信条としており、

過去にはボブ・サップやチェ・ホンマンなど、

圧倒的な対格差のある選手に勝利した経験を持ちます。

 

ミノワマンは172cm、88kg。

 

今回の対戦相手であるスダリオ剛は

身長190cm、体重120kg。

 

体格差は今回も歴然です。

 

もし自分が2mの大男と戦うことを想像すると・・・・・・おっかねぇなぁ~!!
KOU

 

スダリオは、

前回のMMAデビュー戦でディラン・ジェイムスに勝利したものの、

まだ今回で2戦目。

 

※スダリオ剛のMMA初戦について、詳しくは以下の記事の「第3試合 スペシャルワンマッチ」項をお読み下さい。

RIZIN.24
【今後の展開は?】RIZIN.24 9.27さいたまスーパーアリーナ

続きを見る

 

 

経験豊富なミノワマンに比べると、

スダリオは体格差と若さで勝負するしかない・・・

ゴングと同時に突進して突っ込んで、

どんどんプレッシャーをかけていく展開を戦前は想像していたのですが・・・・・・。

 

ふたをあけてみると、

ゴングが鳴ってもスダリオは突っ込んではいかず、

ミノワマンを冷静に見て戦う展開に。

 

KOU
ミノワマンも戦前は、スダリオは前にどんどん出てくると思ってたみたいね~💧

 

想像とは違った展開に、

ミノワマンも面食らっていたのではないでしょうか。

 

そして、試合序盤にスダリオが放った強烈なカーフキック!!

 

まさかスダリオがカーフキックを習得していたとは・・・・・・
KOU
KOU
エンセン井上やるねぇ~!!

 

ミノワマンの左ふくらはぎを射抜いた強烈なカーフキック。

スダリオはこれで試合を優位に進めました。

 

ミノワマンのタックルにもきっちり対応し、

踏み込んできてのパンチも冷静に対応していました。

 

KOU
スダリオは、なかなか肝がすわってるわ〜!!

 

以後も的確にカーフキックを的中させ、ダメージを蓄積させたスダリオは、

最後もこの日4発目のカーフキックを炸裂させ、ミノワマンはたまらずダウン!!

 

何とか抵抗を試みようとするミノワマンの顔面に、

強烈な鉄槌を2発放ったところでレフェリーが試合を止め、

スダリオはデビュー2連勝を飾りました。

 

KOU
ミノワマンは、もっとグラウンドに持ち込むような展開にしたかったねぇ・・・・・・
この大会のキーワードが「カーフキック」になるとは・・・・・・この時はまだ思わなかったな😅
KOU

 

カーフキックのダメージはあまりにも深く、

車椅子でリングをあとにしたミノワマン。

 

KOU
幸いにも骨折はしていなかったようなので、一安心ですね。

 

MMA2戦目でレジェンドであるミノワマンに快勝し、

確かな成長をみせたスダリオ剛。

 

試合後は、

「来年はヘビー級の選手を1人ずつ潰していく」

と語り、更なる飛躍を誓いました。

 

RIZINの榊原CEOは、スダリオの今後の対戦相手として、

藤田和之や石井慧など、

日本人ヘビー級選手とのマッチアップも視野に入れているとのこと。

 

KOU
想像するだけで、楽しみが広がるわ~!!

 

 

このまま実力をつけていけば、

日本人ヘビー級選手として、面白い存在になるかも知れませんね。

 

 

第12試合 スペシャルワンマッチ

RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 3R

五味隆典 vs 皇治

 

 

勝者:五味隆典

3R 判定 (2-0)

 

KOU
五味の試合は、何かやっぱり人を熱くさせるねぇ~!!

 

試合前から激しい舌戦を繰り広げていた両者。

 

皇治は五味のことを

「昔は”火の玉ボーイ”、今は”金玉ボーイ”、っていうか”金玉おじさん”」

などと激しく挑発。

 

五味はこの一連の皇治の言動に不快感をあらわしていました。

 

そんな中行われたこの試合。

 

当初は「スペシャルエキシビジョンマッチ」として

判定決着なしの予定でしたが、

最終的にはエキシビジョンマッチという名称は外され、

判定決着ありの試合になりました。

 

両者入場していざ向き合うと、

思ったより意外と体格差があることに気づきました。

 

五味が身長173cmで体重70kg。

対する皇治は身長は五味と同じく173cmですが、体重が60㎏。

実に13kgの体重差があることになります。

 

KOU
この体重差はけっこうキツいよなぁ・・・・・・💧

 

試合開始直後、皇治は五味のプレッシャーになかなか前に出れず、

何とか手は出すものの、なかなか中に入れない状態で1R終了。

 

2Rに入ると、ゴングと同時に五味が重いパンチの連打でラッシュを仕掛けるが、

皇治もアグレッシブな動きで前に出てしっかりと応戦。

 

しかし五味のパンチが重い!!

 

KOU
これが13kgの体重差ってやつかねぇ・・・・・・

 

 

どちらかと言えばスピードで対応していく皇治。

那須川天心戦同様、抜群の打たれ強さを発揮したところで2R終了。

 

最終ラウンドでは、五味の強烈な右ストレートが皇治をとらえましたが、

皇治は打たれても下がらず、パンチを返していく展開。

 

五味は何度も「来いよ」と挑発し、皇治もスピード感のあるパンチを叩き込みましたが、

結局五味を崩すには至らず、最後は皇治がラッシュを仕掛けたところで試合終了。

 

判定の結果、2-0で五味が大打撃戦を制しました。

 

五味にはやっぱKOで倒してほしかったよなぁ~!!
KOU
KOU
ホントに皇治は打たれ強い選手だわ💧

 

試合後五味は、

「体重差がありながら生意気なことを言って試合を成立させた皇治くん!

お前いいキ〇タマ持ってるよ!」

と皇治に対して五味流のエールを送り賞賛。

 

KOU
フジテレビの生放送で「キ〇タマ」連発でしたね~🤣💦💦

 

試合後の会見で五味は皇治に対し、

「身体は大事にして欲しい」

「適性体重の試合じゃないから潰れちゃう」

などと、体重差について言及。

 

KOU
この体重差で判定で勝っても、五味はあまり嬉しくなさそうだったね

 

今後について五味は、MMAの試合は体力的に厳しいと発言。

今回のようなボクシングマッチや、

あのメイウェザーとやりたいとも語っていました。

 

さて、今後五味はどんな試合を見せてくれるのでしょうか・・・。

 

KOU
あともうちょっとだけ・・・・・・五味の熱い試合見たいなぁ~!!

 

 

第13試合 スペシャルワンマッチ

RIZIN MMAルール:5分3R(68.0kg)※肘あり

朝倉未来 vs 弥益ドミネーター聡志

 

 

勝者:朝倉未来

1R 4分20秒 KO(スタンドパンチ)

 

KOU
やっぱ未来は強かったね!!

 

 

RIZIN初参戦以来、怒涛の7連勝と快進撃を続けていた朝倉未来。

 

朝倉未来 RIZIN7連勝の軌跡

  • <2018.8.12 RIZIN.12>vs 日沖発 1R 3:45 TKO(左ハイキック➡パウンド)
  • <2018.9.30 RIZIN.13>vs カルシャガ・ダウトベック 5分3R終了 判定3-0
  • <2018.12.31 RIZIN平成最後のやれんのか>vs リオン武 2R 2:39 TKO(左膝蹴り➡パウンド)
  • <2019.4.21 RIZIN.15>vs ルイス・グスタボ 5分3R終了 判定3-0
  • <2019.7.28 RIZIN.17>vs 矢地祐介 5分3R終了 判定3-0
  • <2019.12.31 RIZIN.20>vs ジョン・マカパ 5分3R終了 判定3-0
  • <2020.2.22 RIZIN.21>vs ダニエル・サラス 2R 2:34 KO(グラウンドパンチ)

 

しかも、自身のYoutubeチャンネルは登録数161万と圧倒的なカリスマ性を誇り、

まさに順風満帆の格闘技生活を送っていました。

 

しかし・・・・・・。

 

11.21のRIZIN.25において行われた初代RIZINフェザー級王座決定戦で

修斗フェザー級王者・斎藤裕に判定で敗れ、RIZIN初黒星を喫しました。

 

KOU
これは完全に足元をすくわれましたなぁ~💦💦

 

最大の敗因は保守的になっていた精神面だと語った未来。

今後は、昔の路上でケンカしていた時のような

殺るか殺られるかの試合をしたいと宣言しています。

 

再起戦の相手となったのは

弥益ドミネーター聡志。

 

筑波大学大学院を卒業後、

会社員との二足のわらじを履きながらプロMMAに参戦。

 

「ドミネーター=支配者」を名乗り、

極めの強さを武器とし、2018年には第9代DEEPフェザー級王座を戴冠しています。

 

KOU
新日本プロレスのグレート-O-カーンと、まさかの「ドミネーターかぶり」やね!!

 

現在も、都内の食品企業のサラリーマンとして勤務中。

格闘技はあくまでも趣味でやっていると語っています。

 

事前の会見で弥益は未来に対し、

「絶対落とせない試合で自分みたいな格闘技を習っているだけの会社員を選んだという、

すばらしいリスクマネジメントの結果、ここに座っています。」

とサラリーマンらしい視点で皮肉も交えコメント。

 

KOU
なかなか面白いこと言う選手だね!!
煽りVTRの、少年院と大学院で「院卒 vs 院卒」はマジウケた!!
KOU

 

しかも弥益はあの「路上の伝説」こと未来に対してハッキリと

「ケンカはそんなに強くない」

と言い切りました。

 

「朝倉未来が得意なのは街のケンカ、自分が得意なのは格闘技のケンカ」

だと断言。

 

KOU
このケンカの切り口もなかなか面白かったよね!!

 

試合は戦前の宣言通り、

未来が序盤から積極的に前へ出て、弥益にプレッシャーをかける展開。

 

弥益は左右に構えをスイッチして未来を幻惑させるも、

ここで未来の鋭い三日月蹴りが弥益のボディに炸裂!!

 

KOU
弥益も言ってたけど、この三日月蹴りが勝敗を決めたよね!!

 

この後、未来のバッティングがあり一時中断となるも、

試合再開後未来は、右ボディのフェイントからの左ストレート。

これが効いてロープ際に下がった弥益にさらに追撃の左ハイキック炸裂。

 

弥益は前に倒れ、未来がさらにパウンドを振るったところで

レフェリーが試合を止めました。

 

KOU
ラストのパンチ➡キックのコンビネーションは圧巻でしたね!!

 

再起戦を勝利で飾った未来は今後について、

「ファンの望む選手とやってまた斎藤選手とできればやりたいと思います」

と語り、最終的には斎藤裕へのリベンジを果たしたいと宣言。

 

KOU
ちなみに弥益は、4日の仕事始めから出社するそうです😅

 

 

第14試合 スペシャルワンマッチ

RIZIN キックボクシング特別ルール:3分 3R(57.0kg)

那須川天心 vs クマンドーイ・ペットジャルーンウィット

 

 

勝者:那須川天心

3R 判定 (3-0)

 

KOU
天心は準備期間が短い中、よく勝ちましたな!!

 

那須川天心の大晦日RIZINの出場は早い段階から発表されていたものの、

対戦相手が正式に発表されたのは12/22。

 

KOU
相手がもういないってのもあるとは思うが・・・・・・もう少し早く発表できなかったのかな💧

 

対戦相手のクマンドーイは、過去天心が最も苦戦したロッタンにも勝利しており、

気持ちが強く、前にガツガツ出てくるタイプの選手とのこと。

 

KOU
顔は優しい顔してるけどねぇ~😅

 

今大会セミファイナルに組まれたこの試合。

 

しかし・・・・・・

 

試合前にそれは起きました!!

 

 

・・・・・・武尊、きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!

 

 

遂に、K-1スーパーフェザー級王者の武尊がRIZINに来場したのです!!

 

さかのぼること5年前。

2015年から対戦を熱望されていた那須川天心と武尊。

 

長年にわたって対戦が熱望されながらも、

団体の壁などに阻まれて実現しなかった夢の対決。

 

KOU
今の日本の格闘技界で、那須川天心 vs 武尊以上のビッグカードは無いだろうね!!

 

リングサイドに座った武尊の姿は、会場のモニターにも映っており、

このコロナ禍で声が出せない状況の中でも、

観客が思わずどよめいたことは言うまでもありません。

 

KOU
じゃあ、今まで5年間の天心と武尊のやりとりを振り返ってみよう!!

 

step
1
2015.11.21 K-1代々木第二体育館大会にて

観戦していた天心は、 試合が終わり引き上げる武尊に

「大みそかで(闘いましょう)」と対戦をアピール。

武尊も「組まれたらやります。組まれたらいつでもやります」と受けて立つ姿勢。

 

step
2
2017.12.31 RIZIN にて

試合後リング上で天心が

「皆さん、誰と(試合))見たいですか?」

と観客に問いかけると、大勢のファンから

「武尊!!」

という声があがる。

 

step
3
2018.2 K-1が天心、天心の父、RIZIN運営会社を民事訴訟で訴える

天心が武尊との対戦を要求するような発言をしたことは、

他団体の興行に対する、不当な介入に当たると主張。

その後、色々あって対戦はいまだ実現せず、

武尊は「逃げている」とSNSで中傷されるなどダメージを受け、

スポンサーが離れたことも主張。

営業妨害にあたるとして、約1・4億円の損害賠償を請求。

 

step
4
2018.12.8 K-1エディオンアリーナ大阪大会にて

皇治との試合後、マイクを持った武尊は、

「やっぱり団体の壁とか色々あるんですけど・・・

全く実現できない状況で発言したら、ファンの人たちのことを裏切ることになってしまう。

中途半端なことは口にしたくない。

時期はわからないけど、僕は必ず実現させようと思っている。

そして実現させるだけじゃなくて、勝つ気でいます」と発言。

 

step
5
2019.8.30 RISE 記者会見にて

記者が天心に、vs 武尊戦について

「仮に対戦したら何%の確率でKOできるか」

と質問したところ、天心は苦笑いしながら、

「やるやらないっていうか~やれないんじゃないですか」と発言。

 

 

step
6
2019.8.31 武尊 Twitterにて

 

KOU
天心も対戦に興味を失ってるみたいだし、誰しもが実現は難しいと思ってたよねぇ~!!

 

その武尊がリングサイドで見守る中、

天心はクマンドーイと激しい打撃戦を展開。

 

ダウンこそ奪えなかったものの、

圧倒的なスピードと攻撃力でプレッシャーをかけ、

3-0の判定勝ちをおさめました。

 

ただ・・・・・・天心の左手がかなり赤く腫れてたね😣
KOU
KOU
クマンドーイのミドルキックを腕でガードした結果だろう・・・強烈だったんだな!!

 

準備期間が短い中、若干硬さも見られた天心でしたが、

何とか2020年の大晦日を勝利を飾った天心。

 

試合後天心は、リングサイドの武尊に向かって

「武尊選手、来てくれてありがとうございます」

「なんにも決まってないけど・・・・・・一緒に格闘技界を盛り上げましょう!!」

とマイクアピール。

 

リングを下りると、2人だけで言葉を交わしていました。

 

長年、ファンの間で対戦が熱望されながらも、

団体間の壁などに阻まれ今まで実現しなかった超ビッグカード。

 

そんな中、実はその間も武尊は対戦の実現に向けて動いていたと言います。

 

2020年内に天心との試合が実現しなければ、

引退するとまで語っていた武尊。

 

コロナ禍でそれは叶いませんでしたが、

2021年、夢のカード

「那須川天心 vs 武尊」

が実現されることを、ただただ祈りましょう!!

 

 

第15試合 バンタム級タイトルマッチ

RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり

朝倉海 vs 堀口恭司

 

 

勝者:堀口恭司

1R 2分48秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 

いやぁ~やっぱ堀口強ぇ~!!
KOU

 

 

2019.6.14 ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンにて行われた

Bellatorの世界バンタム級タイトルマッチで

王者ダリオン・コールドウェルを判定3-0で破り、

日本人初のBellator世界王者となった堀口恭司。

 

そして・・・・・・

 

まだ記憶にも新しい、

2019.8.18  RIZIN.18。

 

衝撃のKO負けで朝倉海に敗れた堀口。

 

その後、堀口は右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により全治10ヶ月と診断。

 

手術を行い、出場予定だったRIZIN.20を欠場。

RIZINバンタム級王座とBellator世界バンタム級王座を返上し、

全てのベルトを失ってしまいました。

 

KOU
海戦の敗北から、こんなに転げ落ちていくとは思わなかったなぁ・・・・・・💧

 

一方の朝倉海はここから怒涛の快進撃。

 

次戦のRIZIN.19で佐々木憂流迦のアゴを粉砕し病院送りに。

 

その後大晦日で、

一度はマネル・ケイプとのRIZINバンタム級王座決定戦に敗れたものの、

その後ケイプがRIZINを離脱し王座を返上したため、

2020.8.10のRIZIN.23にて、扇久保博正との間で王座決定戦が行われ、これに勝利。

 

見事RIZINバンタム級王座を獲得しました。

 

そして兄同様、Youtuberとしても活躍。

見事に堀口戦での勝利から、まさに人生右肩上がりになっています。

 

あの屈辱の敗戦から1年4カ月・・・・・・

 

長期欠場明けの堀口は、復帰戦が朝倉海へのリベンジマッチ、

そしていきなりぶっつけ本番のタイトルマッチとなりました。

 

KOU
試合勘の鈍り、前回の敗戦でのトラウマ・・・・・・戦前は堀口不利とも言われていたね

 

また、アメリカに練習拠点を置く堀口は、

日本に帰国してから、コロナ禍で2週間の自主隔離期間を送らざるをえず、

試合に向けての最終調整がうまくいっているのか不安視されていました。

 

KOU
堀口の親父さんが、自宅近くの1室を改造して小さいジムを作ってくれて、隔離期間解除後はそこで最終調整してたらしいよ

 

リングに上がった堀口の右膝には、

サポーターもテーピングもありませんでしたね。

 

緊張感が漂う中ゴングが鳴ると、

両者は互いに距離をとり出方をうかがう展開。

 

そして訪れたファーストコンタクト。

 

堀口が海の左足のふくらはぎに強烈なカーフキック!!

海はこの一撃で大きくバランスを崩しました。

 

KOU
またしても出ました!!カーフキック!!

 

最近の格闘技界を席巻するカーフキック。

今大会でもスダリオ剛がミノワマンをカーフキックで破っていますよね。

 

KOU
ここまである意味トレンド技になると、一度掘り下げないわけにはいきませんな~😅

 

カーフキックとは?

ふくらはぎの皮膚の薄い部分を狙った蹴りのこと

 

このふくらはぎの部分の筋肉は鍛えようがなく、

骨の横の部分なのでものすごく皮膚が薄く、

思い切り食らうと一発で効いてしまう恐ろしい技。

 

ちなみに那須川天心は自信のYoutubeチャンネルにて、

昨今の格闘技界で、カーフキックがことごとく相手に入る理由を

以下のように解説しています。

 

ポイント

今の格闘技界はパンチ寄り。蹴るよりパンチで倒す意識がある。

だから重心が前に行く。前足の踏ん張りが強いので、カットができない。

だからカーフキックが入りやすい。

 

 

のちに試合後、堀口も以下のように語っています。

 

「海は、カウンターしか狙っていない。パンチしか考えていない」

 

「過去の試合映像を見ると、海はローキックへの反応が遅く、

今回の1発目のカーフキックの時も反応が鈍かった」

 

「よって、無理にタックルにいったりせずに

この試合はカーフキックでいこうと決めた」

 

この試合中の判断が、結果的に功を奏したわけだね!!
KOU

 

カーフキックは相手から遠い距離から蹴れるので、

リスクはほぼゼロだといいます。

 

このリスク回避が試合を左右しました。

 

堀口はさらにプレッシャーをかけ、

2発目のカーフキックを発射。

 

海も蹴りを返してきましたが、

かわした堀口が3発目のカーフキックを放つと、

海はたまらずバランスを崩してマットに手をつきました。

 

KOU
明らかに海は効いてる感じだったもんね!!

 

その後、4発、5発と放たれたカーフキックで

完全に海の足を破壊した堀口。

 

海の捨て身の飛びヒザ蹴りにカウンターの右ストレートを合わせ、

よろけた海に右フック2連発。

 

これで背中から倒れた海に最後はパウンドの嵐を炸裂させ、

見事リベンジを果たしました!!

 

KOU
ホントに完勝と言っていいくらい、堀口は強かったわぁ~!!

 

試合後の控室では、海から再戦を直訴されたようですが、

今のところ、堀口は海との3度目の対決よりも、

ケガで失ったもう1個のベルト、

Bellator世界バンタム級王座奪還を目標にしているとのこと。

 

KOU
ちなみに控室には朝倉未来もいて、その態度のデカさに違和感を覚えたってさ😅

 

今後、堀口がどんな巻き返しをしてくれるのか、

要注目ですね!!

 

 

今後の展開について

 

朝倉未来・海兄弟が席巻した2020年の日本の格闘技界。

 

今後、未来は斎藤裕へのリベンジを見据えつつ、

実積をまた積んでいくしか無いでしょう。

 

一方の海は、骨折こそしていなかったものの、

筋断裂で全治1ヶ月半とのこと。

 

とりあえず今はケガを治して、

将来的に実現するかも(しないかも😅)しれない堀口との第3戦に向け、

また精進することでしょう。

 

KOU
堀口の目を海に再び向けさせるには、相当な実績をつまないといけないだろうな~💦💦

 

そして、

再び日本の格闘技界のど真ん中に帰ってきた堀口恭司。

 

とりあえずの次の標的は、

現Bellator世界バンタム級王者のフアン・アーチュレッタでしょうか。

 

今大会、一躍注目となったのが、何といっても

「カーフキック」

 

大会後、堀口も自身のYoutubeチャンネルにて、

カーフキックについて詳しく解説しています。

 

 

 

KOU
ここまでぶっちゃけて解説するんだから、よほど自分に自信が無いと出来ないよね😅

 

 

そして・・・何よりも注目なのが、

那須川天心と武尊の夢の対決が

2021年実現されるのか・・・・・・

 

天心は近い将来のボクシング転向を発表していますし、

武尊も今年30歳になるため、

やるならもう時間がありません!!

 

いやぁ~~見たい!!
KOU

 

新型コロナウイルスや東京オリンピックとの兼ね合いもあり、

そう簡単にはいかないとは思いますが・・・・・・

 

夢の対決が実現されるよう、

今はただただ心から祈って待ちましょう!!

 

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