(出典:新日本プロレス公式)
こんにちは、KOUです。
8/29(土)開催された、新日本プロレス神宮球場大会。
ここ最近の新日本は、EVILの裏切りやバレットクラブの度重なる試合介入など、
正直言って展開的にすっきりしない大会が続いており、
ファンの皆さんのフラストレーションが溜まっているのが現状。
そんな中行われたこの大会。
第4~6試合を、順に感想を述べていきましょう。
第4試合 IWGPJr.ヘビー級選手権試合
(王者) 高橋ヒロム vs 石森太二 (挑戦者)
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🔹🏟SUMMER STRUGGLE in JINGU🏟🔹
\石森の左肩攻めに苦しむ、ジュニア王者・高橋ヒロム‼️
果たして、勝負の行方は…⁉️🆚 @TIMEBOMB1105 × @taiji_ishimori
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勝者:石森太二
13分30秒 Bone Lock(ボーンロック)
石森が見事ベルトを取りましたね!!
今回はヒロムのコンディションが悪かった・・・💧
欠場に追い込まれるほど、左肩を責められていましたから。
ネット上ではこの結果はサプライズという方もいるようですが・・・
元々石森太二は実力者です。
NOAH時代から、GHCジュニアのベルトをはじめ、
数々のタイトルを手にしてきました。

ヒロムも最近は、IWGPヘビー級のベルトに挑戦したり、
これからは階級を超えて自分の夢に向かって進もうとしていた矢先の王座陥落。
今年はコロナの影響もあって、外国人レスラーを呼べない状況です。

ベルトの無いフリーな状況を逆に生かして、
ここからヒロムの大逆襲が始まるのかも知れませんね。
第5試合 IWGPJタッグ級選手権試合
(王者組) タイチ & ザック・セイバーJr. vs 棚橋弘至 & 飯伏幸太 (挑戦者組)
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🔹🏟SUMMER STRUGGLE in JINGU🏟🔹
\ゴールデン☆エースが抜群の連携攻撃でタイチ&ザックを追い込んでいく💥
果たして勝つのは…⁉️🆚 @tanahashi1_100 & @ibushi_kota × @taichi0319 & @zacksabrejr
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勝者:タイチ&ザック・セイバーJr.
16分01秒 ザックメフィスト→エビ固め
ゴールデン☆エース、リベンジならずでしたね・・・😭
棚橋も、前回の屈辱の膝攻めの仕返しとばかりに、
エグい角度のドラゴンスクリューをはじめ、
チャンピオンチームをあと一歩のところまで攻めていたのですが・・・

試合中にみせたダブルのエルボードロップなんかは、
伝説のタッグチーム、高山善廣&大森隆男の「NO FEAR」がやっていた
「NO FEARドロップ」を思い出しましたよ(笑)
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今回も残念ながらフォール負けを喫した棚橋。
最近はすっかり負けがこんでいる印象ですよね。
しかし、現在の新日本プロレスがあるのは、まぎれもなく棚橋弘至のおかげ。
その棚橋も・・・今年で44歳になります。
最近の棚橋のコンディションや新日本での戦いぶりを見ると、
このまま第一線から退いてしまうのでは・・・とさえ思ってしまいます。
コロナ禍における、棚橋の肉体の変貌ぶりは有名な話。
マックス太っていた5月(左)と昨日。 #鉄の意志 pic.twitter.com/3Zkx36N6mj
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) August 1, 2020
それだけ、今年は期するものが絶対あったはず。
正直、このままフェイドアウトして欲しくはないですよね・・・
膝の状態も非常に気にはなりますが、
ここからのエースの巻き返しに期待せざるを得ません。
一方のタイチとザック。
すっかり一線級のタッグチームの仲間入りをした感じですね。
正統派の戦い方をしても充分な実力者ですが・・・そこは鈴木軍。
ズル賢い戦法を随所に絡めてくるから非常に厄介です。

相手が正統派チームだからこそ、このチームの戦術は光ります。
これが、バレットクラブなど同じようなヒールチームが相手になった時、
一体どんな戦い方をするのか、今後が見物ではありますがね。
そして飯伏。
今回で一旦ゴールデン☆エースタッグは解消して、
しばらくはG1クライマックスに向けて、シングル路線で頑張ることになりそうです。
昨年のG1クライマックスは激戦の末に見事優勝を果たしたものの、
念願のIWGPヘビーのベルトには、残念ながらいまだ届いていません。
盟友のケニー・オメガは、飯伏よりも先にIWGPヘビーのベルトを獲得し、
はっきり言って実積は2歩も3歩も先を越された感があります。
飯伏幸太が、プロレス界で唯一無二の存在であることは間違いないです。

第6試合 IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合
(王者) EVIL vs 内藤哲也 (挑戦者)
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🔹🏟SUMMER STRUGGLE in JINGU🏟🔹(8/29)を公開‼️
\内藤、絶体絶命…‼️
大阪に続きここでもやられてしまうのか…⁉️
果たして勝負の行方は…⁉️🆚 @151012EVIL × @s_d_naito
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勝者:内藤哲也
26分20秒 デスティーノ→片エビ固め
内藤、二つのベルト取り返しました!!

内藤がこの試合で、もし返り討ちにあって負けていた場合、
今後のレスラー生活を考えると、あまりにもリスクが高すぎましたからね。
今回もセコンドのディック東郷による巧みな試合介入により、
内藤は何度も危ない状況に追い込まれました。

試合中は、ディック東郷の他になんと外道の介入もありましたが、
ロスインゴ勢のBUSHIとSANADAが登場しバレット勢を迎撃。
EVILの造反で、ファンの間では次の裏切者リストにあがっていたBUSHI。
ひとまずは安泰といったところでしょうか。
一方のSANADA。
そもそもですが、元々SANADAと内藤は新日本プロレス入門テストから因縁浅からぬ関係。
お互いにデビュー当時から激しいライバル意識を持っており、
2011年のALL TOGETHERでは、真田と同じチームに二度と組まないで欲しいと言った内藤。
……あと一つ、一つだけ、要望を出せるんなら、
もう真田とは同じコーナーに立ちたくない。
それはALL TOGETHERでも、新日本のリングでも、全日本のリングでもどこでもいいから。
もう、俺を真田の横にくっつけないでくれ、と。それだけお願いしたいな、と」

そういう過去の経緯を知っていたので、いつかSANADAは内藤を裏切るのでは・・・
というよりもSANADAはロスインゴを出て、
内藤とは「対戦相手」としてリングで対峙したいのではないかと、
実はずっと思っている私(笑)
今回の試合を見る限りでは、SANADAはまだロスインゴでやっていくでしょう。
一方敗れたEVILは、今後ジェイ・ホワイトなどの外国人勢やKENTAが帰ってきた場合、
バレットクラブ内での立場は一体どうなるのでしょうか。

度重なるバレット勢の試合介入やエグイ金的などの反則行為で、
1度はIWGPヘビーとインターコンチのベルトを獲得したものの、
果たして今後もこのままのスタイルでいくのでしょうか。
現時点で、神宮大会後も最近のヒールスタイルを貫いているEVIL。
G1クライマックスにエントリーされた場合、優勝を目指す戦いをしていくのか、
もしくは反則のオンパレードで勝負を無視して、インパクト重視でいくのか。
今後のEVILの戦いに注目していきましょう。
まとめ
1999年8月28日以来、21年ぶりに神宮球場で大会を開催した新日本プロレス。
最後の「デ!ハ!ポン!」の大合唱からの打ち上げ花火は、
夏の野外会場ならではの光景で、とても良かったですね!!
The teenage @s_d_naito who watched in the stands 21 years ago is now shinging bright on the big stage with double gold
Replay "SUMMER STRUGGLE in JINGU” (Aug 29th)
Watch on New Japan World▶︎https://t.co/CcdQ1X9P52#njpw #njpwworld #njsst pic.twitter.com/U6wcM8QbQM— njpwworld (@njpwworld) August 30, 2020
後日の会見では、今後も野外でのビッグマッチの恒例化を訴えた内藤。
確かにコロナ対策としては、今後も野外でやっていくのは全然アリですし、
興行としても夏らしい演出など全体的に面白かったのですが、
試合内容に関して正直に言えば、室内での試合に比べると、
やはり多少の見劣りは否めなかったような気もします。

また、IWGPヘビーとIWGPインターコンチの両タイトルマッチ問題。
統一はもちろんしないでしょうが、そうなるとやはり今後は、
別々にタイトルマッチを行った方が良いでしょう。
さもないと、二つのタイトルが存在する意義が失われることになりかねません。

いずれにせよ、今後も新日本プロレスから目が離せませんね!!