プロレス

【混沌!】NOAH「N-1 VICTORY 2020」9.23後楽園ホール

N-1 VICTORY 2020

(出典:プロレスリング・ノア公式)

 

こんにちは、KOUです。

 

コロナ禍の影響で、各団体は当初のスケジュールの変更を余儀なくされ、

現在シングルリーグ戦が同時期に開催されています。

 

そんな中、今年も開催されている、NOAHのリーグ戦

「N-1 VICTORY 2020」

 

9.23後楽園ホール大会は昼夜2回の興行となりましたが、

長年NOAHを見ている私でもついていけないほど、

あまりにも目まぐるしく、混沌とした展開が次々と繰り広げられました。

 

一体どんな大会となったのか・・・

 

それでは振り返っていきましょう!!

 

 

裏切り!再結成!目まぐるしく変わるNOAHジュニア

裏切り

 

一時は退団者の続出で、層が薄くなっていたNOAHジュニア。

 

生え抜きで現在も残っているのは重鎮・小川良成のみ。

 

KOU
アメトーーク!で「35年間見た目が変わらない」って取り上げられたのはウケましたね~😅

 

ただ現在は、他団体から流れ着いたレスラーや、フリーのレスラーの参戦で、

だいぶ選手層が厚くなってきました。

 

選手層が厚くなったことで、軍団抗争も激化。

軍団間の選手の入れ替わりが目まぐるしく行われています。

 

◆2020年5月16日時点の相関図はこちら


◆2020年6月10日時点の相関図はこちら


◆2020年8月31日時点の相関図はこちら


・・・・・・全然違うやんけぇ~!!
KOU

 

たった3ヶ月でこの違い。

これは本当に、少し目を離すと置いてけぼりにされそうですね(笑)

 

9.23後楽園ホールの試合でも、以下のような流れで、

軍団間でメンバーが目まぐるしく、裏切りや入れ替わりをはたしました。

 

試合後の流れ

  • YO-HEYが元RATEL'Sの同志原田を裏切り、それを皮切りに全ユニットが乱闘状態に。
  • 原田がメッタうちにあっている中、元「桃の青春タッグ」のパートナーであり、現「FULL THROTTLE」の小峠が乱入し、原田を救出。
  • 原田が手を差しだし、小峠が長い沈黙の末握り返し握手。「桃の青春タッグ」奇跡の復活!!
  • 「FULL THROTTLE」の大原と吉岡が当然納得できず、小峠に詰め寄る。
  • 先程原田を裏切ったYO-HEYが乱入、原田と小峠に一撃を食らわし、なんと「FULL THROTTLE」に電撃加入。

 

KOU
・・・あなたはこの展開に、頭がついていけてますか~?😅

 

この目まぐるしい展開に、仁王はなんとも的を得た発言をしております。

 

 

 

・・・・・・え~それでは、現時点での各軍団のメンバー構成と、

各選手のこれまでの軍団の移り変わりをまとめてみましょう。

 

STINGER (スティンガー)

  • 小川良成
  • 鈴木鼓太郎 【一度小川と仲違いするも復縁】
  • HAYATARATEL'SSTINGER(2020/5/9~ )】

杉浦軍

  • NOSAWA論外
  • カズ・ハヤシ杉浦軍(2020/6/10~)】
  • ケンドー・カシン杉浦軍(2020/6/10~)】

金剛

  • 覇王金剛(2019/12/14~ )】
  • 仁王 【金剛(2019/12/14~ )】
  • タダスケRATEL'S金剛(2020/8/22~ )】

FULL THROTTLE (フルスロットル)

  • 大原はじめ杉浦軍FULL THROTTLE(2020/5/10~ )】
  • 吉岡世起杉浦軍(2020/4/18~ ) ⇒ FULL THROTTLE( 2020/5/10~ )】
  • YO-HEYRATEL'S ⇒  STINGER(2018/12/16~) ⇒ RATEL'S(2019/5/19~) ⇒ FULL THROTTLE(2020/9/23~)】

元 桃の青春タッグ軍(仮)

  • 小峠篤司ヘビー級転向(2016/12/24~) ⇒ 金剛(2019/5/4~ ) ⇒ ジュニアヘビー級回帰(2019/7/27~) ⇒ STINGER(2019/8/4~)  ⇒ FULL THROTTLE(2020/5/10~) ⇒ 元 桃の青春タッグ軍(仮)(2020/9/23~ )】
  • 原田大輔RATEL'S元 桃の青春タッグ軍(仮)(2020/9/23~)】
  • X

 

KOU
こう見ると、YO-HEYと小峠は軍団をころっころ変えてますなぁ・・・・・・💧

 

ちなみに桃の青春タッグ、以前は名タッグチームとして名をはせていましたが、

小峠が2016年末にジュニアのシングル&タッグベルトを両方保持したまま、

なんと突如ヘビー級への転向を宣言し、ベルトを返上してしまったんです。

 

これに対して原田は激怒、一気にふたりの仲は険悪なものとなりました。

 

その後二人は口をきくこともなく、別々の道を歩むことに・・・

 

そんな険悪な間柄のせいもあり、

たびたび対戦すると、試合展開はいつも殺伐としたものになりました。

 

2019.11.16後楽園ホールでのIPW Jr.タイトル戦では、

原田が伝説に残る衝撃のフィニッシュで小峠を倒しています。

 

 

こりゃ小峠も危ないけど、原田の首がもっと危ないわぁ~!!
KOU

 

そんな二人の奇跡的なタッグ復活。

これからどんな戦いを繰り広げていくのか・・・

NOAHジュニア、これからがますます楽しみになってきました!!

 

 

 

清宮海斗 vs 桜庭和志戦は意外な結末に・・・

 

 

勝者:清宮海斗

9分47秒 足四の字固め

 

清宮相手に、あの桜庭が関節技でギブアップ負け!!

これには本当に驚きました!!

 

KOU
なんか・・・PRIDE時代から見ているから、この結果には一抹のさみしさを感じますな😭

 

 

しかもフィニッシュホールドが、いかにもクラシカルなプロレス技足四の字固め。

 

今年、武藤敬司とシングルマッチで対戦したことによって、

試合で盗んでこっそり練習して会得したそうです。

 

試合後のコメントで、清宮はこのように語っています。

桜庭さんも普段やってこないような技をやりたいなと思ってたんで。普段は試合で受けない技もあるじゃないですか。そういう技をやっていこうかなと思っていたんで

引用:プロレスリング・ノア公式

 

清宮はNOAHの新世代のエースといわれる男。

昨年はGHCヘビー級王座を1年間にわたって守り続け、NOAHの中心として活躍しました。

 

KOU
小橋も言ってたけど、ちょっと最近体を絞りすぎな気が・・・😥

 

清宮が24歳、桜庭が51歳で親子ほどの年齢差。

総合格闘技で活躍してきた桜庭と、NOAH生え抜きの清宮。

 

昔のNOAHでは絶対に考えられなかったような、

実に対照的な対戦が普通に実現してしまうのも、

ある意味今のNOAHの面白さかも知れませんね。

 

最近清宮はNOAH公式Youtube「清宮海斗チャンネル」にて、

あの那須川天心とコラボ動画を公開。

国民的知名度は、残念ながら圧倒的に那須川天心の方が高いので、

こういうコラボ動画は、プロレスを広めるうえでは非常に良いことですね。

 

KOU
動画閲覧数が、清宮チャンネル:約48,000回、天心チャンネル:約130,000回💧
3倍以上か・・・これからだ!!頑張れ~清宮!!
KOU

 

しかも、那須川天心は以下のようなツイートをしています。

KOU
こういうのを、「プロレスはショーだ」と言ってやがる人たちに見て欲しいよ!!

 

一方の桜庭も、現GHCタッグチャンピオンですし、

今までの数々の名誉にかけて、このまま引き下がる訳にはいかないですね。

 

これからますます、両者の戦いから目が離せません!!

 

 

GHC王者 潮崎豪 vs 鉄人 望月成晃戦はなんと・・・

 

 

勝者:望月成晃

16分21秒 ドラゴンスープレックスホールド

 

な、なんと・・・・・・

現GHC王者の潮崎豪が、DRAGONGATEの鉄人 望月に敗れました!!

 

KOU
NOAHのチャンピオンがDRAGONGATEの選手に負ける・・・昔じゃ考えられん!!😱💨💨

 

これもまた、意外な結末となりました。

 

しかもフィニッシュが、望月の得意技「最強ハイキック」や「真・最強ハイキック」などでの

失神K.O勝ちではなく、「ドラゴンスープレックス」での完全なる3カウント勝ち。

 

これは、リーグ戦後のリベンジマッチ=GHC戦が組まれるんじゃないかな・・・
KOU

 

望月は175cm85kgで50歳。

あのアクロバティックでスピード感あふれるDRAGONGATEで、

いまだに若い選手相手に一線で活躍しているのだから、本当にすごいです。

 

それだけ今でもストイックに練習や食事をして、自己管理が出来ているということ。

同年代のレスラーの中でも、コンディションは群を抜いていますね。

 

試合では潮崎の逆水平を何発もくらい、翌日の望月の胸板はこうなりました。

 

KOU
NOAHのレスラーは、潮崎や丸藤の逆水平をいつも食らうから、みんなこうやって胸元にあざが出来るよね 😫

 

逆水平の他、豪腕ラリアットも食らった望月ですが、一瞬のチャンスを逃さず勝利。

まだ優勝の可能性も、わずかながらに残しています。

 

あと残り2戦、鉄人望月の戦いに期待しています。

 

 

まとめ

 

潮崎が敗れたことで無敗がいなくなり、

AブロックBブロックとも混戦模様となった今年のN-1 VICTORY。

 

今後の星取次第では、現時点で稲村愛輝以外みんな優勝の可能性があります。

 

10.11エディオンアリーナ大阪 第1競技場で行われる決勝戦に駒を進めるのは一体誰か。

残りの試合も注目していきましょう!!

 

 

※追記

 

「暴走戦士」アニマル・ウォリアーさんが死去されました。

60歳でした。

死因は明らかにされていません。

 

ホーク・ウォリアー (2003年46歳で死去) とともに、

「ザ・ロード・ウォリアーズ」として、

全日本プロレス、新日本プロレスなどで活躍。

 

頭髪は、アニマルがモヒカン刈りでホークが逆モヒカン刈り。

顔にペイントを施し、巨大なトゲの付いたアメフトのプロテクターのコスチュームで入場。

 

本当に心の底からかっこいいタッグチームでした。

後のプロレス界にも多大なる影響を与えた、素晴らしいプロレスラーでしたね。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

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