(出典:プロレスリング・ノア公式)
こんにちは、KOUです。
NOAH年間最大のビックマッチ、
「NOAH the BEST~ FINAL CHRONICLE 2020~」
12.6 国立代々木競技場第2体育館大会。
今大会では、注目のタイトルマッチの他にも、
以前から予告されていた、とある重大発表もありました。
それではさっそく振り返っていきましょう!!
冒頭から・・・いきなりの重大発表!!
/
プロレスリング・ノア
『日本武道館大会』
開催決定‼‼‼‼‼‼‼‼‼🕊
\ABEMA presents
「DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜」
📅2021年2月12日(金)16:30開場 18:00GONG
🏢日本武道館ただいま、聖地。
ただいま、日本武道館。#noah_ghc #ノア日本武道館 pic.twitter.com/Z1mUQlEjzR— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020

遂に・・・・・・
NOAHが11年ぶりに聖地・日本武道館に帰ってきました!!
最後に行われたNOAH日本武道館大会は、
2010年12月5日の
「Winter Navig 2010 ~ジョー樋口追悼興行~」
※ちなみに、2010.12.5 NOAH日本武道館大会の詳細についてはこちら

最後の日本武道館大会、2010年12月5日の観衆は8600人。
ちなみに、2013年5月11日に行われた
『FINAL BURNING in Budokan 小橋建太引退記念試合』
この大会の観衆は超満員の17000人。
それを考えると、当時のNOAHの日本武道館大会は
キャパの半分くらいの集客で、かなりの苦戦をしいられていました。
さらに一個前の日本武道館大会である2010年9月26日。
実に4ヶ月ぶりの日本武道館大会開催でしたが、
観衆はなんと7200人。
この日のメインイベントは、くしくも今大会と同カード。
杉浦貴と潮崎豪のGHC戦でした。
潮崎に勝ち、5度目の防衛に成功した杉浦は、
マイクで悲痛な想いをファンに訴えました。
久しぶりの武道館に帰ってきました。
三沢さんのいない武道館は物足りないですか?
小橋さん、秋山さんが欠場して出場していない武道館は物足りないですか?
僕はそういうのとも戦っています。
武道館でも、田舎の小さい体育館でも伝わることを信じて戦っていきます!
引用:携帯サイト「プロレス・格闘技DX」

その後、右肩下がりで低迷期へ入ったNOAHは、
いつしか、日本武道館大会を開催出来るほどの、
プロレス団体としてのパワーを完全に失ってしまいました。
数年前までは、後楽園ホール大会でさえ閑古鳥が泣く程の観衆数。

その当時の状況を考えると、
今回の11年ぶりの日本武道館大会開催は、本当に感慨深いものがあります。
そして、
選手もスタッフも、よく諦めなかったな・・・と思いますね。


来たる2021年2月12日。
11年ぶりのNOAH日本武道館大会。
もう、涙無しでは見れませんね!!
第4試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
📅12・6国立代々木競技場第2体育館大会
📢第4試合 GHC Jr.タッグ選手権
小川良成&HAYATA🆚鈴木鼓太郎&サルバヘ・デ・オリエンテ
因縁のタッグ戦、決着はつくのは!?
ABEMAにて生中継中!!
結果▶️https://t.co/B2M5e9x5nX
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/G3hYYwYpzT— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020
勝者:小川良成
17分05秒 サルバヘ・デ・オリエンテのオリエンテクラッシュ ➡ 体固め


ビッグマッチが来るたびに、
軍団抗争が目まぐるしく変わる現在のNOAHジュニア。
それでは、今大会が始まる時点での各軍団のメンバー構成と、
各選手のこれまでの軍団の移り変わりを、
改めてまとめてみましょう!!
STINGER (スティンガー)
- 小川良成
- HAYATA 【RATEL'S ⇒ STINGER(2020/5/9~ )】
杉浦軍
- NOSAWA論外
- カズ・ハヤシ 【杉浦軍(2020/6/10~)】
- ケンドー・カシン【杉浦軍(2020/6/10~)】
金剛
- 覇王 【金剛(2019/12/14~ )】
- 仁王 【金剛(2019/12/14~ )】
- タダスケ 【RATEL'S ⇒ 金剛(2020/8/22~ )】
FULL THROTTLE (フルスロットル)
- 大原はじめ 【杉浦軍 ⇒ FULL THROTTLE(2020/5/10~ )】
- 吉岡世起 【杉浦軍(2020/4/18~ ) ⇒ FULL THROTTLE( 2020/5/10~ )】
- YO-HEY 【RATEL'S ⇒ STINGER(2018/12/16~) ⇒ RATEL'S(2019/5/19~) ⇒ FULL THROTTLE(2020/9/23~)】
元 桃の青春タッグ軍(仮)
- 小峠篤司 【ヘビー級転向(2016/12/24~) ⇒ 金剛(2019/5/4~ ) ⇒ ジュニアヘビー級回帰(2019/7/27~) ⇒ STINGER(2019/8/4~) ⇒ FULL THROTTLE(2020/5/10~) ⇒ 元 桃の青春タッグ軍(仮)(2020/9/23~ )】
- 原田大輔 【RATEL'S ⇒ 元 桃の青春タッグ軍(仮)(2020/9/23~)】
- 宮脇純太 【元 桃の青春タッグ軍(仮)(2020/9/26~ )】
鼓太郎軍(仮)
- 鈴木鼓太郎 【STINGER(~2020/10/28 ) ⇒ 鼓太郎軍(仮)
- サルバヘ・デ・オリエンテ 【鼓太郎軍(仮)(2020/11/22~)】

10.28にSTINGERを追放された鈴木鼓太郎。
以後、NOSAWA論外からの度重なる杉浦軍への勧誘を振り切り、
今大会では謎のマスクマン、サルバヘ・デ・オリエンテと組み、
小川良成&HAYATAの持つGHCジュニアタッグに挑戦。
試合開始前から、小川と鼓太郎は激しく挑発しあっていました。

小川も感情あらわ!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/FKEgP90pYf
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試合は一進一退の攻防となりましたが、
終盤に突然、オリエンテが鼓太郎に裏切りのトラースキック一閃。
オリエンテとHAYATAのトラースキック!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/AZ6zfWKiDc
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会場中が戸惑いの空気に包まれる中、
王者組とオリエンテの3人がかりで鼓太郎を公開処刑。
最後はオリエンテがオリエンテクラッシュを決め、小川がフォールし3カウント。
勝利した小川%HAYATAとともに勝ち名乗りをあげたオリエンテ。
HAYATAがマスク外すと、正体はFREEDOMSの進祐哉でした。
ここで正体が!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/uNAL3LPKCj
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2006年、広島を拠点とするプロレス団体「レッスルゲート」でデビューした進祐哉。
その時のタッグパートナーが、
当時レッスルゲートに所属していたHAYATAでした。

試合後は、本部席を陣取っていたNOSAWA論外が謎のマスクマンと共にリングイン。
一度は小川と握手を交わし、STINGERと結託か・・・・・・
と思わせておいて、すぐに裏切りSTINGER勢を襲撃。
論外は大の字の鼓太郎と握手を交わし、ここで合体が成立。
しかし鼓太郎も論外も、お互いを100%信用はしていない模様。
📣GHCジュニアダッグ
オリエンテ、まさかの裏切りで鈴木鼓太郎が敗北、そして孤立。NOSAWA「小川良成ぶっ潰してやろうぜ。」
鼓太郎「小川の首をとるのは俺、その手伝いをしてもらうだけだ。」
結果▶️https://t.co/B2M5e9x5nX
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/L65SnygDar— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020

「小川の首を取る」という共通の目的で誕生した軍団ですが・・・。
はたして今後うまくいくでしょうか・・・・・・💧
第5試合 GHCナショナル選手権試合
📅12・6国立代々木競技場第2体育館大会
📢第5試合 GHCナショナル選手権試合
拳王🆚桜庭和志
選手権前から桜庭を挑発する拳王。桜庭の答えは…!?
ABEMAにて生中継中!!
結果▶️https://t.co/B2M5e9x5nX
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/cWp7IQixYd— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020
勝者:拳王
10分03秒 変形ヒザ固めを押さえ込む ➡ 体固め

2013年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会での
中邑真輔のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦して以来、
久々のシングルのベルト挑戦となった桜庭和志。
一方、戦前から
「PRIDE時代の全盛期の殺伐とした桜庭和志に戻してやる」
と宣言していた拳王。
そんな拳王の挑発にも、桜庭はどこ吹く風。
いつもの桜庭ワールドでのらりくらりと対応していました。
そんな桜庭に業を煮やした拳王。
直前の会見ではついに怒りが大爆発!!
なんと、会見場で怒りのフットスタンプを炸裂させました。
これで終始穏やかに対応していた桜庭の闘志にも、いよいよ火が付いたのか・・・。
試合開始とともに、桜庭はこれまでの鬱憤を晴らすかのように、
掌底の連打からヒザを打ち込み、拳王に怒りの制裁。
対する拳王も打撃戦に応じ、
試合序盤は掌底の打ち合いをするなど激しい打撃合戦を展開。


ここで桜庭は得意のグランドに持ち込むも、拳王もなんとか対応。
あくまでも桜庭のフィールドで戦いに挑んでいきました。
しかし・・・・・・
ここはさすが、世界のIQレスラー桜庭和志。
マウントで上になった拳王の腕を下からとると、
変形のキーロックで拳王の腕をあらぬ方向へ極め、
拳王は「痛い、痛い」と声をあげ大悶絶。
桜庭のキーロック!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/XriAgjiZUS
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この日の桜庭は、
リング上でグランド勝負に誘い込む「総合格闘家」としての一面を見せつつ、
いったんスタミナが切れると、場外に降りてカウントいっぱいまで深呼吸して息を整え、
巧みにインターバルをとる「プロレスラー」としての一面も見せました。
場外の桜庭は深呼吸! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/nqVW0YTgie
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拳王が得意とする、
スタンディングでの激しい蹴り合いにも真っ向から応じた桜庭。
拳王の強烈な蹴りを貰いながらも、
「クソッ!!」と声を張り上げてなおも突き飛ばし、
51歳桜庭は必死に顔をしかめながら蹴りで応戦。
ミドルの応酬!!!意地の攻防に!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/ykKsKks9PU
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一方の拳王も、プロレス技の王道ハーフボストンクラブで応酬。
桜庭をギブアップ寸前にまで追い込みました。
拳王がハーフボストン!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/KacGloVbQR
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ここから試合後半は、桜庭の関節技地獄ワンマンショー。
腕と足関節を同時に極める複合技。
桜庭が拳王の足を極める!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/nfpei7UxPe
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そして、相手の膝を背後から折りたたみ、
足をキーロックのようにガッチリと固める変形ヒザ固め。
桜庭が足をがっちり!ロープが遠い!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/vZTkg8iVo0
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万事休す・・・かと思われましたが、
ここで拳王はヒザを極められた状態で体を起こしそのままブリッジ。
変形回転足折り固めの要領で丸め込み、大逆転の3カウントを奪いました。

さらに詳しく
2004年10月9日、藤田和之と佐々木健介のIWGP戦。
胴締めスリーパーホールドを仕掛けた藤田自身の両肩が付いて健介のフォール勝ちという、納得しがたい結末。
この裁定に健介の妻・北斗晶は大激怒。
子供を抱えたままリングサイドにいた当時の新日本プロレス草間社長を蹴りつけ、
そのままインタビュールームでも涙を流しながら
「これが新日本のやり方か!! フリーだからってナメんな!!」と叫びトロフィーを破壊。
のちに天山広吉に敗れ王座から陥落。これ以降新日本に参戦することは無かった。
拳王は頭を指さしながら、頭脳勝ちをアピールしていましたが・・・・・・


試合後は、自ら目標に掲げていた日本武道館大会へ想いを馳せていました。
拳王がずっと言っていた
「日本武道館へ帰る」
という目標。
確かに拳王が言い始めた2年前は、
NOAHが日本武道館に帰れるイメージは正直ありませんでしたね。
選手たちが命をかけて体を張って戦い、
それを団体スタッフがあきらめずに世に広めてきた結果としての
日本武道館大会再進出。
拳王は一体、この日本武道館大会で、
誰とどういったシチュエーションで戦うのでしょうか・・・。
楽しみに待ちましょう!!
そして桜庭。
スタミナの不安は多少あるものの、
グラップリング技術の奥深さを、改めてまじまじとみせつけた今回。
NOAHでの戦いを通して、
プロレスラーとしての戦い方にもだいぶ奥行きが出てきました。
今後、拳王とももう1回見たいですし、
他のレスラーとのシングルマッチも是非見てみたいですね!!
第6試合 スペシャル8人タッグマッチ
📅12・6国立代々木競技場第2体育館大会
📢第6試合
丸藤正道&武藤敬司&船木誠勝&宮本裕向🆚清宮海斗&谷口周平&稲葉大樹&稲村愛輝
M's allianceに若い力がどんな戦いを見せるか!?
ABEMAにて生中継!!
結果▶️https://t.co/B2M5e9x5nX
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/Weq4hKLPVs— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020
勝者:稲村愛輝
21分47秒 無双 ➡ 片エビ固め


M's allianceの4人と、NOAH正規軍の4人の対決。
武藤は、GHCヘビーのベルトを狙うと公言している通り、
コンディションは良さそうでしたね。
清宮、エルボードロップ!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/kcZDEotwyC
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ちなみに今年武藤は、8.10横浜文体で清宮に、
11.22横浜武道館で谷口にシングルマッチで勝っています。

この試合の8人のメンツをみて、
「あぁ・・・・・・この試合は稲村が負けちゃうかな」
な~んて思った方も多かったのではないでしょうか。
10.28後楽園ホールで、拳王率いる「金剛」から離脱した稲村。
以後は清宮ら正規軍と共闘し、12.19名古屋国際会議場では、
清宮とのコンビで杉浦貴&桜庭和志のGHCタッグ王者組への挑戦も決定しましたね。
この日の試合では、前半なかなか出番は回ってきませんでしたが、
いざ出番となると気合爆発!!
宮本に対して、滞空時間の長いブレーンバスターや、
かのスティーブ・ウィリアムスばりのオクラホマスタンピート炸裂!!
稲村のブレーンバスター!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/SZn0bJb3AS
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しかしその後、丸藤のトラースキック、船木の鋭いミドルキック、
武藤のシャイニングウィザード、宮本のムーンサルトダブルニードロップと、
M's allianceの猛攻を受けました。

しかし、この猛攻を耐えしのぐと、
清宮と互いに鼓舞するポーズから、宮本へフラップジャック式ボディプレス。
清宮と稲村が吠える!連携! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/mwasQB8a6M
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そして続けざまに、ゲーリー・オブライト並みの圧巻のベリー・トゥー・ベリー!!
稲村いけ!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/tS0YSYpW0K
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そして、もはや交通事故級のタックルで宮本をコーナーに突き飛ばすと、
最後は元GHC王者力皇猛の必殺技「無双」で完璧な3カウント。
\最新の試合は #ABEMA で無料見逃し配信中🕊✨/
📺2020.12.6『NOAH the BEST』https://t.co/Tcm1smIyWO
►"運命"のGHCヘビー級選手権 潮崎豪vs杉浦貴!
►GHCナショナル 拳王vs桜庭和志
►GHCJrタッグ 小川良成 HAYATAvs鈴木鼓太郎 サルバヘ・デ・オリエンテ#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/GUmnhDqZVN— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 9, 2020

さらに詳しく
無双は力皇猛が2005年3月5日の日本武道館で、
小橋建太を下してGHCヘビー級王座を奪取し、
小橋の2年間に及ぶ絶対王者時代にピリオドを打った伝説の必殺技
(出典:プロレスリングノア公式)
試合後、解説の小橋も
「これ、俺が武道館で獲られたやつだ・・・」
とコメントしていましたね。
学生プロレス時代から使用していたスプラッシュマウンテンに加え、
新たな必殺技を手に入れた稲村。
12.19のGHCタッグ王座への挑戦も
俄然楽しみになってきましたね!!
第7試合 GHCヘビー級選手権試合
📅12・6国立代々木競技場第2体育館大会
📢第7試合 GHCヘビー級選手権試合
潮崎豪🆚杉浦貴
ノアの20周年の集大成の戦いが始まる!勝ち名乗りはどちらが!?
ABEMAにて生中継中!!
結果▶️https://t.co/B2M5e9x5nX
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/IcOLNB7oZQ— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020
勝者:潮崎豪
51分44秒 豪腕ラリアット ➡ 体固め

2009年6月13日。
あの日、最期のリングとなった故三沢光晴のパートナーとして戦った潮崎。
リング禍により、三沢との突然の別れとなった翌日、
潮崎は悲しみをこらえながら力皇との王座決定戦に勝利し、
初めてGHCヘビー級ベルトを巻きました。
『三沢亡き後のNOAHの未来を背負うのはこの男しかいない!!』
誰もがそう思ったはずです。
その潮崎のベルト戴冠劇に激しく嫉妬していたという杉浦。
6ヶ月後の12月6日日本武道館、
杉浦は潮崎から初めてGHCのベルトを奪いました。
しかし・・・・・・。
『三沢光晴』
という大黒柱を失った影響はあまりにも大きく、
NOAHのプロレス団体としての人気は下降線をたどりました。
そして、主力選手の相次ぐ離脱・・・・・・
NOAHの未来を背負うと思われていた潮崎も、まさかの全日本プロレスへ移籍。

2016年NOAHに復帰し、その後再入団を果たしたものの、
やはり「出戻り」感は拭い切れず。

そんな潮崎にも転機が訪れました。
今年の1.4後楽園ホール。
長期政権を築いていた清宮海斗からベルトを奪取。
この試合で潮崎は、以前まで着用していた黒のショートパンツから、
緑を基調としたロングタイツにコスチュームチェンジ。
緑は、三沢光晴そしてNOAHのイメージカラー。


その後は伝説の藤田とのGHC戦など、実に5度の防衛を果たしています。
潮崎豪 2020年GHCヘビー級王座防衛ロード
- <1.4 後楽園ホール> vs 清宮海斗(27分42秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)第33代王者となる
- <3.29 後楽園ホール> vs 藤田和之(57分47秒 豪腕ラリアット→体固め)初防衛に成功
- <6.14 ノア特設アリーナ> vs 齋藤彰俊(29分22秒 豪腕ラリアット→片エビ固め)2度目の防衛に成功
- <8.5 後楽園ホール> vs 丸藤正道(30分56秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)3度目の防衛に成功
- <8.10 横浜文化体育館> vs拳王(60分時間切れ引き分け)4度目の防衛に成功
- <11.22 横浜武道館> vs中嶋勝彦(42分35秒 ショートレンジ豪腕ラリアット→体固め)5度目の防衛に成功

11年前のまさに12.6、潮崎が持つGHCベルトを奪った因縁の杉浦から、
11.22横浜武道館での試合後突然の対戦要求を受けた潮崎。
※11.22横浜武道館での杉浦の対戦要求について、詳しくは以下の記事の「第8試合 GHCヘビー級選手権試合」項をお読み下さい。
-
【激闘!】NOAH the CHRONICLE vol.4 11.22 横浜武道館
続きを見る
試合は、想像をはるかに絶する、まさに死闘となりました。
序盤から2人の意地と情念がぶつかり、
場内に衝撃音がこだまするほどの潮崎の強烈な逆水平チョップと、
鬼の形相の杉浦のえげつないエルボーが激しく交錯。
エルボーと逆水平!!なんという音!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/08XEG3GsEU
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試合はあっという間に30分を超えるも一進一退の攻防は続き、
どちらも主導権を握らせませんでした。
35分すぎには潮崎がなんとノータッチ・トペを敢行!!
潮崎が翔ぶ!!!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/37egAbUKnK
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020

しかし杉浦も粘ります。
潮崎のローリングエルボーからの豪腕ラリアットもカウント2でクリア。
ラリアット!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/ch8sydKrRP
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020

コロナ禍という状況もありましたが、
試合途中からは、観客が興奮して足を踏み鳴らす
いわゆる「重低音ストンピング」が何度となく発生。
さすがにもうこれで決まりか・・・という場面を、
潮崎も杉浦も次々と返していきました。
杉浦は潮崎の後頭部にエグいエルボーを連打!!
返す!潮崎!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/LvNGsyk0Zi
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020

ここから完璧なオリンピック予選スラムを放ちますが、
何とかカウント2で返す潮崎。
杉浦はついに、2009年に潮崎からベルトを奪取した
コーナートップからのオリンピック予選スラムを狙います。
しかし・・・
ここで潮崎は何とか息を吹き返し、
なんとコーナートップからのリミットブレイク!!
潮崎がトップからリミットブレイク!!!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/9UBrxgiVaz
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ここから潮崎は猛攻を加え、ムーンサルトプレスを放つも、
杉浦はヒザを立てて迎撃。
すかさず杉浦はフロントネックロックで潮崎を長時間絞り上げるも、
なんと潮崎はそこから強引に杉浦を持ち上げ、
ゴーフラッシャーで叩きつけました。
潮崎ここから持ってく!!!ゴーフラッシャー!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/LYPLnnajff
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020


試合はついに50分を経過。
両者はグロッギー状態になりながらも、
潮崎はラリアット、杉浦はエルボーとここにきても激しい打ち合いを展開。
50分経過!すでにGHCの聖域!!限界突破だ!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/ESuUNr320l
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020


最後は打撃戦に打ち勝った潮崎が、
強烈な豪腕ラリアット3連発で杉浦を粉砕。
豪腕ラリアット!!!!!!決着!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/ZdLy26J3l9 #noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/NMmQFCOOm4
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020


そして試合後・・・・・・
花道から現れたのは武藤敬司!!
/
🎤GHCヘビー次期挑戦者に名乗りを挙げたのは・・・武藤敬司❗❗❗
\武藤敬司「ちょっと年取って老いぼれてるけど、そんな俺も夢は見ていいだろ?日本武道館、ベルト挑戦させてくれ!」
潮崎「武藤敬司。いつ何時、誰の挑戦でも受ける!俺がI am NOAHだ!」#noah_ghc #ノア代々木結晶戦 pic.twitter.com/7i3J4EMOmy
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020


武藤は過去に新日本のIWGPヘビー級王座と全日本の3冠ヘビー級王座を手にし、
唯一手にしていないのが3大メジャータイトルのGHCヘビー級王座。
このGHCヘビー級王座奪取に意欲を示している武藤が、
どのように挑戦を表明するのか固唾を飲んで見ていましたが、
武藤はこんな言葉で潮崎に挑戦を表明しました。
『ちょっと年取って老いぼれてるけど・・・そんな俺も夢は見ていいだろ?
俺の夢に付き合ってくれ!!日本武道館でベルトに挑戦させてくれ!!』

この挑戦要求に潮﨑は
「いつ何時、誰の挑戦でも受ける!!俺が I am NOAHだ!!」
と武藤の師匠であるアントニオ猪木の言葉を引用し受諾。
その後、来年2.12日本武道館でのGHC戦が正式決定しました!!
ちょっと前には考えられなかったカード。
潮崎が武藤を倒して「I am NOAH」を文字通り証明するのか・・・。
はたまた武藤が勝利して悲願の3大メジャータイトル制覇を果たすのか・・・・・・。
11年ぶりの日本武道館大会にむけて
/
2.12日本武道館‼️
GHCヘビー級選手権開催決定‼️‼️‼️🕊
\#ABEMA presents
「DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜」
📅2021年2月12日(金)18:00
🏢日本武道館👑GHCヘビー級選手権試合
潮崎豪(第33代選手権者)
vs
武藤敬司(挑戦者)第33代選手権者の7度目の防衛戦#noah_ghc #ノア日本武道館 pic.twitter.com/pHXz2ZhVKm
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) December 6, 2020
遂に11年ぶりに日本武道館に帰還するNOAH。
メインイベントは、豪華なGHC戦となりました。
新日本プロレスをルーツとする武藤は、
全日本プロレス系のNOAHとのスタイルの違いを強調。
長時間の試合をするスタイルには付き合わないと語っています。
さぁ、いったいどんな試合になるでしょうか・・・・・・
あと2ヶ月となった11年ぶりのNOAH日本武道館大会。
丸藤もtwitterで意気込みを語っています。
みんなの周りに「昔ノア見てたよ」って人がいたら声かけてみて下さい。また熱くなれます。
新しくノアを好きになった人達、昔のノアの試合も見てみて下さい。今の選手達は負けない戦いをしています。
ノアをまだ見た事のない人達、この日にぜひノア観戦デビューして下さい。きっと好きになります。 pic.twitter.com/1XD09xoIR7
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) December 6, 2020

一時は隆盛を極め、2年連続東京ドーム大会を開催するなど、
プロレス界のトップを走っていたNOAHも、
2009年の三沢の死後は経営に苦しみ、
NOAHから離れていったファンもたくさんいると思います。

しかし、そんなNOAHから離れていった元ファンの方々にも、
是非もう1度、現在のNOAHのプロレスを見て頂きたい!!
そんな方々が試合を見ても、後悔させないくらいのクオリティを、
現在のNOAHは確実に持っています。
さぁ!!
みんなで11年ぶりの日本武道館を盛り上げていきましょう~!!