こんにちは、KOUです。
先日、2ヶ月に1度の定期検診に行ってきました。
今回の目標
- HbA1cの6%台復活
- 就寝前の低血糖に対する対策法を聞く
- 障害年金の認定に向け、Cペプチドの数値について聞く
はたして、すべて達成出来たのか・・・
それではお伝えしていきましょう!!
HbA1c 6%台復活なるか・・・
さぁ、2ヶ月に1度の定期健診。
病院は通常8時から。
私は「待つ」という行為が本当に苦手なので、余裕をもって予定通り7時40分頃到着。
すると・・・
待合所には、既に年配の方々が20人くらい座っていました・・・💧
受付を済ませ、いつも通り朝っぱらから採尿と採血です。
さぁ・・・はたして結果は?
↓ ↓ ↓
特に9月に入ってから、実は血糖コントロールがうまくいってましてね。
10日間以上、高血糖の数値が出ていません。
考えられる原因としては、
- 職場が変わって、毎日の歩数が1万歩を毎日超えるようになった
- ブロッコリースプラウトをサラダに加えて食べるようになった
- 夕飯前のインスリンを【ノボラピッド =6】【ノボリンR =4】⇒【ノボラピッド =5】【ノボリンR =5】に変えた
それでは、ひとつずつ検証していきましょう。
職場が変わって、毎日の歩数が1万歩を毎日超えるようになった
これはかなり大きいですね。
場所は遠くなりましたが、通勤でも自転車&徒歩で動きますし、
仕事内容もわりと常に体を動かす感じになったので、
その分糖質が使用されて、血糖値の安定につながっていると言えますね。
ブロッコリースプラウトをサラダに加えて食べるようになった
ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に多く含まれる
「スルフォラファン」
という成分。
この成分が、血糖コントロールを改善し糖尿病の治療に利用できると、
スウェーデンのイェーテボリ大学の助教授ローゼンガレン氏らが、
ルンド大学糖尿病センターと共同で行った研究で発表しています。
スルフォラファンは、芽キャベツやキャベツ、カリフラワーやケールなどに含まれますが、
ブロッコリースプラウトには特に含有量が多いのです。
出典:Jeffery H., Journal of Agricultural and Food Chemistry.Vol.47,1999,pp1541-1548
そして、成熟したブロッコリーよりも、新芽であるブロッコリースプラウトの方が、
スルフォラファンの含有量が圧倒的に多いのです。
出典:河出書房新書 大澤俊彦著 ISBN 978-4-309-50262-5
また、スルフォラファンには、肝臓の働きをサポートする成分もたくさん含まれています。
スルフォラファンを摂ると、肝機能の数値である
「γ-GTP」や「ALT」が
実際に改善したという実験結果もあります。
出典:カゴメ株式会社 http://sulforaphane.jp/
とりあえず、このままブロッコリースプラウトを食べ続けていこうと思います。
夕飯時のインスリン量を変えた
これについては、のちほど検証していきます。
就寝前の低血糖に対する対策法を聞く
夕飯はたいてい晩酌をしながらすることが多く、
就寝前はいい感じに酔っぱらっているため、あまり血糖値を測ることは無いのですが・・・😅
たまに就寝前気づいた時測ってみると、意外と血糖値が低めなことが多い私。
考えられる原因としては、
- 肝臓がアルコールを分解する際に糖質を使用するため、一時的に血糖値が下がっている。
- 夕飯前のインスリンの量(ノボラピッド・ノボリンR)が合っていない。
それでは、ひとつずつ検証していきましょう。
肝臓がアルコール分解に糖質を使用する為、一時的に血糖値が下がってる?
肝臓はアルコールを分解する際に、体内の糖質を必要とします。
そのため、体内の血糖が急激に消費され、血糖値が下がってしまうのです。
最近は年のせいもあってか、家で呑んでいても一時的に寝落ちしてしまうことがあります。
これはもしかしたら、低血糖が多少関係しているのかも知れません。
一時的な低血糖を防ぐには、適度な飲酒量と夕飯時のメニューとのバランスが大事なのです。
夕飯前のインスリンの量が合っていない?
以前は、【ノボラピッド=6】【ノボリンR=4 】打ってました。
しかし、ノボラピッドとノボリンRは、最大作用時間の頂点も作用持続時間も違います。
超速攻型であるノボラピッドは、最大作用時間が1~3時間、
作用持続時間も3~5時間と短いです。
一方、速攻型であるノボリンRは、最大作用時間は1~3時間とほぼ同じですが、
作用持続時間は8時間と長いのです。
つまり、夕飯前に2種類のインスリンを打っている私にとって、
2種類のインスリンの配分が非常に重要となります。
配分を間違えてしまうと、一時的に効きすぎて低血糖になったり、
逆に効いて欲しい時間帯に効かなかったりしてしまうのです。
先月までは、就寝前がわりと血糖値が低く、翌朝は高血糖というパターンでした。
担当医には、就寝前に低血糖な場合はビスケットなどの補食をして、
逆に高血糖な時はノボラピッドを2単位打つように言われていました。
しかし、低血糖で補食をした次の日は高血糖という、
何ともうまくいかない結果になることが多かったのです。
私はここで考えました。
そして、この2種類の配分がうまくなかったのではないか・・・と推測したのです。
夕飯時の晩酌は、長い時は5~6時間になることもあります。
つまり、作用持続時間が長いノボリンRの打数を増やし、
その分ノボラピッドを減らしたらどうか・・・と考えたのです。
9月に入ってからは、
【ノボラピッド=6 ⇒ 5】【ノボリンR=4 ⇒ 5 】
に打数を変えました。
それが功を奏したのかははっきりとは言えませんが、
今月に入ってから今現在まで、血糖値測定で高血糖の数値は出ていません。
そして、就寝前の低血糖に関しては、やはり体に負担がかかって危ないので、
翌朝高血糖になったとしてもいいから、補食をすべきとの指摘をうけました。
さらに、夕飯時に晩酌する際は基本的に炭水化物は摂らないので、
ノボラピッドも5単位打つ必要がないとのこと。
結果として、定期健診後は夕飯時のインスリン量を
【ノボラピッド=4】【ノボリンR=5 】
としています。
障害年金の認定におけるCペプチドの数値とは?
1型糖尿病患者は、ある一定の基準を満たせば、障害年金3級を申請できる可能性があります。
認定基準
- 内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、空腹時又は随時の血清Cペプチド値が 0.3ng/mL未満を示すもの・・・
- 意識障害により自己回復ができない重症低血糖の所見が平均して月 1 回以上あるもの・・・
- インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシス又は高血糖高浸透圧症候群による入院が年 1 回以上あるもの・・・
引用:日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第15節 代謝疾患による障害(PDF)
自分の場合、「1」の「Cペプチドの数値が0.3ng/mL未満かどうか」が該当します。
さらに詳しく
※Cペプチドとは?
膵臓からインスリンが分泌される時、インスリンにくっついて出てくるタンパク質のこと。その後、インスリンとは切り離され、血液中を通った後、最終的に尿に排出されます。
つまり、Cペプチドの数値を測れば、自分の膵臓から分泌されたインスリンの量を推測することができます。
ちなみに、前回の定期健診の時に聞いた、入院時のCペプチドの数値はこちら。
↓ ↓ ↓
入院時は、インスリンを多く打って膵臓に刺激を与えているため、
Cペプチドの値は入院時は一時的に今より高いのではないか・・・
と担当医はおっしゃっていました。
つまり、現在は入院時の数値よりも低いのではないか・・・と推測されます。
ただ、担当医曰く、0.3ng/mL未満というのは、相当低い数値であるとの事です。
次回の定期検査で、Cペプチドの数値も検査項目に加えるとの事。
はたしてCペプチドの数値は、障害年金3級の認定基準
「0.3ng/mL未満」なのか・・・
変な話、乞うご期待です(笑)😅
まとめ
結果としては、今回も経過良好ということでした。
目標だったHbA1cの6%台復帰も無事にかないましたし、
就寝前の低血糖やCペプチドに関することも聞けたので、
今回はかなり満足できた定期健診となりました。
この結果に油断することなく、次回はさらにいい結果を出せるよう、
これからまた日々努力していきます!!