プロレス

【予想外!!】新日本プロレス 11.7エディオンアリーナ大阪大会

POWER STRUGGLE in osaka

(出典:新日本プロレス公式)

 

こんにちは、KOUです。

 

11/7(土)開催された、新日本プロレスのエディオンアリーナ大阪大会。

 

コロナ禍の中、先日無事幕を閉じたG1 CLIMAXの流れを受けて、

全6試合すべてシングルマッチという、異例の大会となりました。

 

それでは、気になったカードを一緒に振り返っていきましょう!!

 

 

第3試合 スペシャルシングルマッチ

 

 オカダ・カズチカ vs グレート-O-カーン

 

 

勝者:オカダ・カズチカ

12分58秒 マネークリップ

 

KOU
なんか、グレート-O-カーンは思ったよりあっさり負けてしまいましたね😅

 

遺恨深まるオカダ・カズチカとTHE EMPIREのグレート-O-カーンがシングル初対決。

 

※オカダとグレート-O-カーンの遺恨の詳細について、詳しくは以下の記事の「ウィル・オスプレイ」項をお読みください。

G1 CLIMAX 30
【総括】新日本プロレス G1 CLIMAX 30

続きを見る

 

KOU
この試合が第3試合・・・現在の新日本プロレスの層の厚さはすごいですな!!

 

グレート-O-カーンのセコンドには、

スーツ姿で優雅にシャンパンを片手にしたウィル・オスプレイがつきました。

 

これまで行われたオカダとグレート-O-カーンの前哨戦10試合は、

O-カーンがエリミネーター(アイアンクロースラム)でオカダのパートナーをことごとく排除し、

勢いのまま怒涛の10連勝。

 

この試合では、オカダがコーナー上でコールされると、O-カーンが背後から襲撃し試合開始。

 

往年のキラー・カーンを彷彿とさせる奇声をあげてのモンゴリアンチョップや、

二段蹴りからの肩固めなど、オカダをじわじわ追い込んでいきました。

 

同じモンゴリアンチョップでも、天山というよりはやっぱキラー・カーン寄りですね
KOU

 

O-カーンはそのまま必殺のエリミネーターを決めようとしましたが、

オカダはそれを回避しマネークリップで捕獲。

 

そのまま締め上げるとO-カーンは逃れることができず、

意識を失ったため、レフェリーストップでオカダが勝利しました。

 

KOU
イギリスでは無敗の男でしたが・・・さすがにオカダの壁は厚かったということですか・・・😩

 

試合後、セコンドで観戦していたウィル・オスプレイがリングイン。

 

勝利したオカダに拍手を送りながらも、

来年1月東京ドーム大会でのシングルマッチを英語でアピール。

 

オカダはこの対戦要求を受諾、1.4 or 1.5どちらかでの東京ドーム大会で、

シングル対決がほぼ確実となりました。

 

衝撃のレインメーカーショックで、オカダが一気にスターに躍り出た2012年。

この年以降、ほぼ毎年東京ドーム大会ではIWGPのベルトに絡み、

そのほとんどはメインイベントで戦ってきました。

 

オカダ・カズチカ 過去の東京ドーム大会

 

  • <2012年> 凱旋帰国試合  vs YOSHI-HASHI(第3試合)
  • <2013年> IWGPヘビー級選手権試合  vs 棚橋弘至(メイン)
  • <2014年> IWGPヘビー級選手権試合   vs 内藤哲也(セミファイナル)
  • <2015年> IWGPヘビー級選手権試合   vs 棚橋弘至(メイン)
  • <2016年> IWGPヘビー級選手権試合   vs 棚橋弘至(メイン)
  • <2017年> IWGPヘビー級選手権試合   vs ケニー・オメガ(メイン)
  • <2018年> IWGPヘビー級選手権試合   vs 内藤哲也(メイン)
  • <2019年> スペシャルシングルマッチ  vs ジェイ・ホワイト(第7試合)
  • <2020年> IWGPヘビー級選手権試合   vs 飯伏幸太(メイン)

 

KOU
まとめてみると改めて、今まででこんな凄い選手は居ないわぁ〜!

 

オカダ・カズチカが、いかに新日本プロレスの『中心』にいたかがわかりますね!
KOU

 

これまでの東京ドーム大会と比べると、

次の東京ドーム大会は若干の物足りなさのようなものを感じてしまいますが……💧

 

オカダとオスプレイの『兄弟ゲンカ』は一体どんな結末を迎えるのか……

そしてオスプレイが予告した、THE EMPIREの新メンバーとは一体誰なのか?

今後も要注目ですね!!

 

 

第4試合 IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦

 

(権利証保持者) KENTA vs 棚橋弘至 (挑戦者)

 

勝者:KENTA

19分57秒 GAME OVER

 

KOU
KENTAが権利証を守り抜きましたねぇ〜!
棚橋はなんかやっぱり波に乗れませんなぁ……💧
KOU

 

今年のアメリカ版NEW JAPAN CUPを制し、

現在ジョン・モクスリーが持つIWGP USヘビー級王座への挑戦権利証を獲得したKENTA。

 

これまでの試合で、KENTAはこの権利証が入ったアタッシュケースで

棚橋を幾度となく殴りつけ、結果アタッシュケースが壊れてしまいました。

 

しかも自らが殴って壊したにも関わらず、

KENTAは事あるごとに棚橋に『弁償しろ!!』と因縁をつけていましたね(笑)

 

この日の試合でもKENTAは、

しっかりセットされた棚橋のスタイリッシュなヘアースタイルをかき乱したり、

再びアタッシュケースで殴りつけるなど、やりたい放題で試合を優位に展開。

 

終盤にはスリングブレイド、

ハイフライアタックからのテキサスクローバーホールドと

棚橋の猛攻にギリギリまで追い詰められましたが、

最後は必殺GAME OVERで締め上げギブアップ勝ち。

 

KOU
さすがの棚橋でも、新たなテーマを見つけないと、このままじゃ東京ドーム出場があやしくなりますね・・・😥

 

棚橋曰く『鉄の意志』で、5月頃から肉体改造を開始。

現在はビルドアップされた見事な肉体を手に入れました。

 

 

あとは結果・・・といきたいところでしたが、G1 CLIMAXも2年連続の負け越し。

このまま棚橋はメインどころから外れていくのでしょうか・・・・・・

 

一方のKENTAは試合後のインタビューで、この試合に秘めていた想いを語りました。

今の歳の棚橋と今の歳の俺で、お互いこの歳でやって。

もちろん、10年前、15年前、そこでやってたら……っていう人もいるかもしれないけど、

でも、やっぱり今の棚橋と今の俺でやれたことに、おもしれえなって思うし。

引用:新日本プロレス公式

昔、俺がWWEっていう団体にいた時、台湾への遠征があって、

その時になんかの撮影で棚橋も台湾に来てて、こっちもこっちで中邑真輔、ASUKAがいて、

試合が終わって『食事でも行きましょうか』みたいな感じになって。

棚橋弘至、中邑真輔、ASUKA、自分で輝いてる人たちを見て、

なんかその中に入っていけない自分がいたんだよね、あん時。

それが凄い悔しくて、情けなくて

引用:新日本プロレス公式

今、もう一回、あの会があったとしても、

今の俺だったら胸を張って、そこに入って行ける。そういうこと。

まあ、結局、今シリーズ通して、俺が何が言いたかったかって言うと、

人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと

引用:新日本プロレス公式

 

KOU
なんか・・・色々と刺さるコメントですね・・・・・・

 

「失敗」と揶揄された、KENTAのWWEへの挑戦。

 

2014年WWE日本公演にて、あのハルク・ホーガンからの呼び込みで登場し、

WWEとの公開契約をリング上でした時は、今後どうなっていくのか

正直わくわくが止まりませんでした。

 

 

しかし翌2015年に肩を負傷し約1年間の長期欠場。

その後目立った活躍はできませんでした。

 

しかも、後からWWEにやってきた中邑真輔やASUKAは大活躍。

KENTAの胸中は穏やかではなかったでしょう。

 

そんな当時の素直な想いを、エピソード含めて今回初めて聞けて、

古巣のNOAHではなく、新日本プロレスをあえて戦いの場に選んだ

KENTAの「覚悟」みたいなものを感じ取れた気がします。

 

確かに今のファイトスタイルは、

正直NOAH時代に輝いていたKENTAの試合ではありません。

 

KOU
ケガの影響か、以前のような肉体の張りもなくなりましたね・・・💧

 

ただ、KENTAはWWEで過ごした日々の経験を絶対無駄にはしたくないはず。

しかも、ゆくゆくはアメリカ再挑戦を狙っている可能性もあります。

 

だから、たとえファンやレスラー仲間から

「求めているのはヒデオ・イタミではなくKENTAの試合だ」

と言われても、意地でもアメリカのテイストを試合に入れているような気がします。

 

今後KENTAはどんなレスラー人生を歩んでいくのでしょう・・・・・・

 

さぁ、今回の試合でジョン・モクスリーへの挑戦権を死守しましたが、

新型コロナウィルスの影響により、来年の1.4&1.5東京ドーム大会に、

モクスリーが来日できるかどうかは現時点ではわかりません。

 

その場合、一体KENTAにはどんな試合が組まれるのでしょうか。

今後の展開に注目です。

 

 

第5試合 IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル ダブル王座挑戦権利証争奪戦

 

(権利証保持者) 飯伏幸太 vs ジェイ・ホワイト (挑戦者)

 

勝者:ジェイ・ホワイト

18分47秒 逆さ押さえ込み

 

KOU
この結果にはおどろきましたねぇ!!
しかも反則フォールでの権利証移動。これは問題ですよ・・・・・・
KOU

 

飯伏は今年のG1 CLIMAXで史上3人目の連覇を果たし、

今までの慣例通り、来年1月の東京ドーム大会での

IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王座への挑戦権利証が贈られましたが、

G1で飯伏に勝利していたジェイが、権利証をかけたリマッチを要求。

この日の挑戦権利証争奪戦となりました。

 

ちなみに飯伏vsジェイは今年2回対戦があり、

いずれもジェイが勝利をおさめています。

2020年の内藤 vs EVIL

  • 1.5 東京ドームでのスペシャルシングルマッチ(ジェイの勝利)
  • 9.23 北海道立総合体育センターでのG1 CLIMAX公式戦(ジェイの勝利)

 

試合は、ジェイの独特なリズムやセコンドの外道の介入もあり、

飯伏はなかなかペースをつかめず窮地に陥りました。

 

しかしジェイのSSS(スナップ・スリーパー・スープレックス)を切り返し、

奥の手の人でなしドライバーで反撃のきっかけをつかみました。

 

目まぐるしい攻防の中セコンドの外道を蹴散らし、

とどめの必殺カミゴェを繰り出すも、これをかわしたジェイは、

トップロープに足をかけながら体重をかけての逆さ押さえ込み。

 

レフェリーのマーティー浅見が、

これを見落としたまま3カウントを叩いてしまい、

挑戦権利証争奪戦システムが生まれた2012年以降、

史上初めてG1覇者が権利証を失う事態になってしまいました。

 

これは何とも・・・・G1優勝っていったい何なの?ってなりますよ!!
KOU
KOU
そろそろこのシステム自体考えた方がいいのかもねぇ・・・・・・

 

G1 CLIMAXでのあの数々の激闘を経て、飯伏がやっと手にした挑戦者権利証。

 

それをたった一戦で、しかもこんな反則フォールで奪われたこの現実は、

ファンの間にも相当衝撃が走っています。

 

飯伏自身も当然、この現実を受け入れられていないようで・・・・・・。

 

一体、新日本プロレスはどんな落としどころをみせるのか・・・・・・

それは次項で語ることにしましょう!!

 

 

第6試合 IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合

 

(王者) 内藤哲也  vs  EVIL (挑戦者)

 

勝者:内藤哲也

33分08秒 デスティーノ→片エビ固め

 

こちらは何とか無事に防衛を果たしましたね!!
KOU
KOU
私はむしろ、バレットクラブの内紛劇に動きがあるのでは・・・と、そちらの方に注目していたのですが・・・😅

 

内藤とEVILの対戦は、今年でなんと4度目。

2020年の内藤 vs EVIL

  • 7.12 大阪城ホールでの二冠戦(EVILの勝利)
  • 8.29 明治神宮球場大会での二冠戦(内藤の勝利)
  • 10.11 愛知県体育館でのG1 CLIMAX公式戦(EVILの勝利)

 

10.11愛知でのG1 CLIMAX公式戦でEVILが勝利したことにより、

EVILの二冠再挑戦がこの短期間で認められたわけですが、

内藤もさすがに「またかよ」って思ったとコメントしていますね。

 

KOU
ちょっとさすがに短期間で乱発しすぎな感じですねぇ~💦

 

今年4度目のこの試合も大乱戦。

コリエンド式デスティーノから完璧に決まった正調デスティーノは、

EVILのセコンドについたディック東郷が、レフェリーをリング外に引きずり落とし妨害。

 

無法地帯となったリング上。

 

今度はNO LIMIT時代の元パートナー高橋裕二郎が乱入し、内藤にピンプジュース。

 

しかしここで、この日試合の無かったSANADAが救援に駆けつけ、

東郷と裕二郎を2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、

最後は2人まとめて場外に連行し完全排除に成功。

 

やっと1対1となり激しいエルボー合戦になるも、

EVILがキャッチした内藤の足を、レフリーにぶつけて再び昏倒させ、

またもリング上は無法地帯にとなりました。

 

両者が急所を打ち合う荒れ模様の展開の中、

突如ジェイ・ホワイトがリングに現れ、

なんとEVILをとらえブレードランナーの体勢に・・・・・・。

 

KOU
私はここで「ついにバレットクラブの内紛劇が動き出したぁ~!!」と思ったんですけどね😅

 

しかしジェイはEVILをそのままコーナー付近に座らせ休ませると、

きびすを返して内藤にSSSを炸裂させました。

 

なおもブレードランナーの体勢になったところで、

今度は飯伏がダッシュで乱入し、ジェイはすぐさま場外へ。

 

EVILが飯伏にダークネスフォールズを狙いましたが、

飯伏はこれをかわすとハイキックを炸裂させ、

なおも逃げるジェイを追いかけて場外へと消えていきました。

 

KOU
ジェイが一旦、EVILにブレードランナーの体勢になったのが、今後のバレットクラブの内紛劇の何かを暗示している気が・・・
いずれにせよ今大会では、内紛劇に動きはありませんでしたね・・・・・・予想はハズレ!!
KOU

 

ようやく再び1対1となり、息を吹き返した内藤は、

EVILの再度の金的攻撃からのラリアットで窮地に追い込まれるも、

強烈なカウンターの張り手からバレンティアを炸裂。

 

最後は必殺のデスティーノで何とか3カウントを奪いました。

 

試合後、挑戦権利証の入ったアタッシュケースを持ったジェイが外道と再びリングへ。

 

ジェイは内藤の手を掲げ勝利をたたえると、

「1.4は俺は何もしない、1.5に挑戦させろ!」とアピール。

 

ここで飯伏も再びリングへ現れるも、ジェイは挑発しながら花道へ逃げ出し、

飯伏も追いかけながらバックステージに消えていきました。

 

KOU
この場面で、何かスッキリする落としどころがあっても良かったですね

 

このドタバタ劇に少々あきれ顔の内藤でしたが、

最後はいつもの「デ!ハ!ポン!」の大合唱で大会を締めくくりました。

 

 

翌8日に行われた記者会見では、ジェイが飯伏の挑戦権利証を破り捨て、

改めて「1.4はオフ、1.5での挑戦」を主張しましたね。

 

その後現れた内藤は、ジェイの要求を受諾。

 

ただ、1.4もタイトルマッチを行いたい内藤は、

1.4の相手に飯伏を指名。

 

この会見を受けて、菅林会長も第1弾対戦カードが発表する予定でしたが、

結局は後日に持ち越しとなりました。

 

そして翌9日、ついに第1弾対戦カードが発表。

 

KOU
なんか・・・1.4の二冠戦は、ジェイ・ホワイトへの挑戦者決定戦みたいになりましたね😥

 

二転三転した東京ドームの第1弾対戦カード発表。

 

結局はなぜか、

ジェイ・ホワイトの主張が完全に通るマッチメークとなりました。

 

これはもしや・・・1.4飯伏が勝って二冠奪取し、1.5でジェイにも勝って、ファンの溜飲をさげる流れかね😅
KOU
KOU
じゃないと、G1を優勝した飯伏がかわいそう過ぎますもんねぇ~!!

 

 

今後の展望

WRESTLE KINGDOM 15

(出典:新日本プロレス公式)

 

来年は1.4&1.5ともに平日開催となる、

新日本プロレス恒例の新春東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 15」

 

現時点では、両日メインイベントの二冠戦と

1.4でのオカダvsオスプレイ戦のみの発表となっています。

 

次期シリーズのBEST OF THE SUPER Jr.とWORLD TAG LEAGUEの結果いかんで、

さらなるカードが発表されることでしょう。

 

例年であれば、

IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルは本来別々のチャンピオンがいて、

別で試合が行われるため、対戦カードにバリエーションがありました。

 

しかし、内藤が二冠王者になってしまった(?)ので、

対戦カードのバリエーションを失ってしまったのかも知れませんね。

 

内藤も、自ら望んで二冠王者になったものの、

二冠としてのタイトル戦には疑問を投げかけています。

 

二冠は一体、どういう結末をむかえるのか・・・・・・。

 

内藤が1.4&1.5両方防衛して、自ら答えを出すのか、

はたまた、飯伏orジェイが王者になって答えを出すのか。

それとも・・・・・・??

 

KOU
う~ん、これは正直難しい!!

 

新日本プロレスが一体どういう答えを用意するのか、期待しましょう!!

 

 

 

 

-プロレス

© 2025 IDDM×LIFE Powered by AFFINGER5