プロレス

【ギブアップまで待てない‼】NOAH 1.4後楽園ホール大会

PRO-WRESTLING NOAH

(出典:プロレスリング・ノア公式)

 

こんにちは、KOUです。

 

プロレス業界で1.4と言えばなんと言っても、

新日本プロレスの東京ドーム大会。

 

その常識を覆すべく、

NOAHも2020年は1.4に興行を開催。

 

しかも東京ドームのすぐそばの

後楽園ホールでの開催を断行しました。

 

そして今年もNOAHは昨年同様、

1.4後楽園ホール大会を開催。

 

今大会は対戦カードは事前に発表されず、

当日に入場テーマ曲が鳴って、初めて誰が出るか分かるというサプライズ形式。

 

このサプライズ形式が、新日本プロレスに負けない大熱狂を生み出しました。

 

そして超意外な展開も・・・・・・😅

 

さぁ~それでは振り返っていきましょう!!

 

 

第7試合 6人タッグマッチ

 

勝者:村上和成

17分10秒 レフェリーストップ ※スリーパーホールド

 

村上の表情筋は、いったいどうなっちまってんだぁ~??😅
KOU
KOU
あの上下スーツ的なコスチューム、動きづらくないのかね💧 夏は暑そうだ💦💦

 

2020.12.26 の金剛興行に突如登場し、

杉浦軍の新メンバーとして登場した村上和成。

 

かつては「平成のテロリスト」と呼ばれ、

あの橋本真也などに仕掛けた数々のテロ行為、

そして試合では異様なまでの殺気を放った激しい打撃系ファイトで

まさに記録よりも記憶に残る選手の一人。

 

あのZERO-ONEでの三沢・力皇 vs 小川・村上戦は伝説の一戦だったよね!!
KOU
KOU
三沢の強烈なエルボーが鼻に入って、村上の鼻骨が折れちゃったんだよなぁ~!!

 

本当に色々あった村上和成のプロレスラー人生。

 

あの伝説の1999.1.4の橋本 vs 小川戦では

乱闘に巻き込まれ昏睡状態に陥ったり、

2007年のZERO-ONE大谷晋二郎との試合では、

頭蓋骨が露出するほどの頭部裂傷を負ったり・・・・・・

 

その後も紆余曲折を経て、

2010年頃には「ビッグ村上」のリングネームで健介オフィスに参戦しており、

今回の対戦相手である中嶋勝彦、マサ北宮とは因縁もあります。

 

この日の試合では、

杉浦、桜庭のGHCタッグチャンピオンとトリオで登場。

 

KOU
入場時から、あの独特の異様な雰囲気をプンプンかもしだしていましたねぇ~!!

 

序盤は中嶋が村上に対して、健介オフィス時代とは違った

「今現在の中嶋勝彦」をぶつけ、

最近お得意のコーナーでの踏みつけなど、やりたい放題!!

 

KOU
これはもう、今の中嶋勝彦としての意地とプライドを村上に見せつけた感じだよね!!

 

当然、その後村上の激しい仕返しが待っていましたが・・・・・・💧

 

 

KOU
こういう攻撃やらせたら、村上はやっぱ生き生きとしてるんだよなぁ~!!
村上の足が中嶋の喉元に入ったまま伸びてるし、これはエグい攻撃!!
KOU

 

その後、タッチを受けた桜庭と拳王。

昨年のGHCナショナル選手権試合での激闘同様、

目まぐるしくも激しいグラウンドの攻防を見せていました。

 

※2020.12.6 拳王 vs 桜庭のGHCナショナル選手権について、詳細は以下の記事の「第5試合 GHCナショナル選手権試合」項をお読みください。

PRO-WRESTLING NOAH
【悲願!】NOAH 12.6 国立代々木競技場第2体育館

続きを見る

 

そして試合は徐々に村上が中心の展開へ・・・・・・

特に拳王とは激しくやりあっていました。

 

KOU
杉浦と桜庭が、村上を「まぁまぁっ」てたしなめてる感じだったもんなぁ・・・・・・💧

 

そして金剛トリオは北宮が長く捕まる苦しい展開へ。


KOU
北宮はインパクトを残せなかったねぇ・・・・・・😢

 

杉浦軍は北宮にやりたい放題。

 

桜庭は北宮になんと、総合格闘技では絶対出すことのない、

プロレス技「セントーン」をきれいに決めました。


KOU
桜庭はNOAHに来てから本当にプロレスを楽しんでるっっ!!

 

そして試合は拳王と村上のシバキ合いへ・・・・・・。

 

拳王の日本拳法仕込みの掌底連打と、

村上のシュートスタイルのパンチ連打の乱れ打ち!!


KOU
この攻防は見ごたえあったわぁ~!!

 

戦前は正直、村上はブランクもあったので、

後半はスタミナを切らして押し込まれる展開になるのでは・・・と思っていましたが、

思いのほか、昔と遜色のない、素晴らしい動きをみせていました。

 

最後は、村上がヒザ蹴りからの強烈な頭部への蹴り、

そしてそのままスリーパーで拳王を締め落とし完勝!!

 

拳王はGHCナショナル王者としては、屈辱な姿での敗北となりました。

 

バックステージで村上は、拳王のベルトへの挑戦を表明。


KOU
村上楽しそうだなぁ~!!みんな楽しそうだぁ~!!

 

NOAHはこの流れを受け、

さっそく1.23エディオンアリーナ大阪第二競技場大会でのタイトルマッチを正式決定。

 

村上にとっても久々の大一番!!気合は十分!!


拳王もこのままやられたままでは、王者としてプライドが許さないはず。

 

激しい打撃が入り乱れる荒れた試合展開が予想されますが・・・・・・

 

以前の村上の試合のような不透明な反則決着ではなく、

最後はノックアウトのような、完全決着を期待したいですね!!

 

それにしても・・・

この二人は・・・・・・🤣🤣

 

KOU
よくね👍ってぇ~??・・・・・・よい!!!!😅

 

 

第9試合 6人タッグマッチ

 

勝者:潮崎豪

22分36秒 ムーンサルトプレス ➡ 片エビ固め

 

これは・・・・・・想像もつかなかったカードだ!!
KOU
KOU
今のNOAHは想像をどんどん越えてくるから、ホントにすごい!!

 

メインの6人タッグマッチ。

まずM's alliance軍は丸藤、武藤と登場。

 

そして・・・

かかった入場テーマ曲は・・・・・・

 

「弾丸 -D・A・N・G・A・N-」

 

 

 

KOU
・・・・・・田中将斗だぁぁ~!!将斗(まさと)の「M」だぁ~!!

 

 

KOU
この3ショットはまた何とも新鮮✨✨

 

田中将斗、まさかのM's alliance入り!!

 

あれぇ~??相手に杉浦~??弾丸ヤンキースは??
KOU

 

プロレスファンのあなたなら、そう思いますよね?😅

 

ちなみに試合後の田中将斗と杉浦のTwitterでのやりとりはこちら。

 

対するNOAH正規軍は清宮、潮崎と入場。

 

そして・・・・・・。

 

本当のサプライズはこの後に待っていました!!

 

 

な、なんと・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

KOU
は、馳浩だぁぁ~!!!!!うそだぁ~~!!!!!

 

これは、恐らく誰ひとり予想できなかったであろう、

馳浩のNOAH初参戦!!

 

しかも盟友・武藤敬司とは対角線の相手チームに!!

 

 

そして、何よりも注目だったのは・・・・・・

 

この大会を中継していたAbemaTVで

ゲスト解説を務めていたのはなんと山田邦子!!

 

昭和からのプロレスファンの間では、

山田邦子と馳浩の浅からぬ因縁はあまりにも有名ですよね。

 

さらに詳しく

80年代後半、選手の大量離脱などで視聴率が年々下降していた『ワールドプロレスリング』

1987年、番組名を『ギブUPまで待てない!! ワールドプロレスリング』と改め、

バラエティのノリを強く打ち出し、そのメインMCを務めていたのが、

当時お茶の間で絶大な人気を誇った山田邦子だった。

ある日、ゲストとして出演した馳浩。

流血戦となった試合映像を観た後のスタジオインタビューで、

山田邦子が「あの血はすぐに止まるもんなんですか?」と素朴な質問。

すると馳が「止まるわけないだろ!!つまらないこと聞くな!!」と激怒。

スタジオが凍りつくという場面があった。

 

 

・・・・・・あれから34年。

 

あの一件以降、長年にわたって山田邦子とプロレスの絡みはなく、

てっきりプロレスがトラウマになってしまったのでは・・・と思われていましたが、

意外なことに数年前から熱心に自腹で会場に足を運ぶプロレスファンとなっていて、

選手のプライベートもよく知るだけに、最近ではNOAHの解説としても高評価です。

 

KOU
本当にテレビ中継では、リングサイドで観戦する様子がよく映ってるよね!!
多少最初は色眼鏡で見てたけど・・・本当にプロレスが好きなんですね~!!
KOU

 

馳がサプライズで登場した瞬間、

山田邦子は「・・・・・・はせぇ~!!」と立ち上がって拍手し大興奮。

 

馳自身も、ロープへのダッシュから

「ヨイショ~!」と気合を入れてロープを揺らすなど気合十分。

 

KOU
いや~来年還暦とは思えない肉体だよね~!!

 

先発は2月に武道館でGHCを争う潮崎と武藤。

ここは武藤得意のグラウンドの攻防で潮崎を翻弄。

 

そこに、気合十分の馳がタッチを求めました。

 

そしてM's alliance軍は丸藤が登場。

馳と丸藤の夢の対決が実現。

 

KOU
馳は1996年に全日本プロレスに移籍してるから、丸藤とは何年かは同じ団体に居たんだよね🤔

 

二人はグラウンドの攻防やチョップ合戦など、

初対決にしてスイングした戦いをみせました。

 

この馳との新鮮な初対決に、丸藤は後日Twitterでこう語っています。

 

KOU
確かに馳はグラウンドの攻防で、現代プロレスのセオリー的なものとは違う返し方をしてたよ
さすがというか・・・・・・馳のテクニックには思わずうならされたね!!
KOU

 

このレッグロックなんかは、最近ではなかなか見られなかった、

いにしえのいぶし銀的な技ですよねぇ・・・・・・。

 

KOU
飛ぶ・跳ねる・かわすだけの目まぐるしい攻防が主の現代プロレスに対する、アンチテーゼ的な馳のプロレス✨✨

 

そして馳のサプライズ登場で多少印象がかすんでしまいましたが(苦笑)

M's alliance軍の新メンバー田中将斗も、コンディションの良さを発揮。

 

今年で御年48歳✨この人はいつもコンディションがいい!!
KOU
KOU
スライディングラリアットとか、スライディング系の技の元祖は田中将斗だよね!!

 

しかし、さらにこの田中を上回ってきたのは、やはり馳。

久々に見た裏投げは、相変わらずのキレと角度でした。

 

KOU
馳のあとも色んな人が裏投げ使ってたけど、馳の裏投げを越える人はいまだ出てこない・・・・・・💧

 

さらに、「コロナに負けるな~!!」と叫んでからのジャイアントスイング!!

 

馳のなつかしのムーブの連続に、観客も大熱狂!!

 

試合は、GHCヘビー級王者潮崎が、挑戦者武藤になんと、

ムーンサルトプレスを決め完璧な3カウント勝利!!

 

ムーンサルトプレスは、付き人を務めた小橋建太から受け継いだ技。

しかし、もともとムーンサルトの元祖は武藤敬司。

 

その武藤。

過去ムーンサルトプレスで敗れたことは無く、これが初めてだったそう。

試合後武藤は、このようにコメントを残しています。

 

「あれは本来、俺の技だから」

「本当に悔しい。ただ・・・俺の心に余計に火がついた🔥」

 

この技で勝利した潮崎は、武藤に対して精神的優位に立ったという見方も出来ますが、

これで武藤の心に火をつけてしまったという見方も出来ますね。

 

KOU
前哨戦で潮崎が勝利ということは・・・・・・武道館ではまさかの武藤勝利ってことかぁ~??

 

 

そして試合後、さらなるサプライズが・・・・・・。

 

リングを降りた馳。

 

そして放送席へ歩み寄り、

解説の山田邦子と34年ぶりに向き合い・・・・・・

 

そして・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

グータッチからの投げキッス!!!!

 

 

KOU
これは・・・歴史的瞬間だぁぁぁぁ!!!!
しかもまさかNOAHの会場で見れるなんて・・・・・・プロレスは本当に長く見るもんだ!!
KOU

 

現NOAH社長の高木三四郎も感動のツイートをしていました。

 

歴史的和解を果たした山田邦子はこう語っています。

 

「ソーシャルディスタンスを守りながら。合わせたグーは・・・・・・温かかったです」

「一部のファンの方が変に煽っているだけで、私たちは何でもなかった。

今日はそのことがよく分かりました。良かったです」

 

結局、当人同士は別に何でも無かったってことだよね~
KOU
KOU
グーは温かかった・・・・・・なんかしみるコメントだったね

 

 

もしかしたらこの一件は、マスコミやファンが面白がって、

必要以上に勝手に煽って盛り上がっただけなのかも知れません。

 

しかし、34年前に新日本プロレスで起きたこの一件が、

時を経て、ライバル団体のNOAHで劇的な感動の結末を迎え、

それを生で目撃できたこと。

 

これは本当にプロレスファンとして、うれしい限り!!

 

KOU
NOAHから素敵なお年玉をもらった感じだね~!!最高~!!

 

 

今後の展開は?

 

プロレス界最大の行事、

新日本プロレス東京ドーム大会の裏で行われた

NOAHの後楽園ホール大会。

 

村上和成の躍動や、田中将斗・馳浩のサプライズ登場、

さらには山田邦子と馳の感動の結末など、

実に見どころ満載の大満足の大会となりました。

 

2.12日本武道館大会への動きとしては、

丸藤正道が試合後、あの秋山準とのタッグ結成を熱望、

後日正式決定しました!!

 

KOU
これは楽しみ!!清宮と稲村は、恐い秋山を引き出したうえで、インパクトを残せるか・・・・・・

 

今後、続々と武道館のカードも決まっていくでしょう!!

 

新型コロナウイルスの新規感染者の増加が止まらない現在の日本。

現在も緊急事態宣言のさなか。

 

現時点での予定では2/7となっていますが、

はたしてどうなるのか・・・・・・。

 

まずはぜひ無事に、

2月12日にNOAHの日本武道館大会が行われることを祈りつつ、

今はステイホームで頑張りましょう~!!

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