(出典:全日本プロレス公式)
こんにちは、KOUです。
1973年の第1回から数えて、今回で記念すべき40回目という、
現時点では日本最古の歴史をもつチャンピオンカーニバル。
新型コロナウイルスの影響で、今年は時期をずらしての開催となりました。
参加メンバーも当初とはかなり変わってしまいましたが、
9.12の開幕戦から、例年同様、連日熱戦が繰り広げられました。
そして最終戦となった10.5後楽園ホール大会。
一体どうなったのか・・・・・・
それでは見ていきましょう!!
2020チャンピオンカーニバル 公式戦 結果
【Aブロック】
諏訪魔 <2008年優勝>/4年連続15回目
ゼウス /7年連続7回目
ジェイク・リー /2年連続4回目
黒潮“イケメン“二郎 /初出場
羆嵐 /初出場
【Bブロック】
宮原健斗 <2019年優勝>/7年連続7回目
石川修司 <2017年優勝>/4年連続4回目
ヨシタツ /3年連続3回目
青柳優馬 /2年連続2回目
芦野祥太郎 /初出場
公式戦最終戦となった9.26小田原大会を終えて、
AブロックBブロックの結果は以下のようになりました。
【2020 ChampionCarnival】
最終得点状況の星取表
Aブロックは全勝で
勝ち点8点のゼウス選手🎉Bブロックは勝ち点6点の
宮原健斗選手が優勝決定戦に進出🎊優勝決定戦は
10月5日(月)18:30開始
東京・後楽園ホール秋の祭典の覇者となるのはどちらか⁉️https://t.co/EUgQYhSZUY#2020cc #ajpw pic.twitter.com/81FNA30B7K
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) September 26, 2020
元WRESTLE-1で、Enfants Terriblesの芦野祥太郎や羆嵐の外敵勢などを迎撃し、
見事優勝決定戦に勝ちあがったのは・・・・・・
【Aブロック】ゼウス 【Bブロック】宮原健斗
Aブロック1位のゼウスは、公式戦4戦全勝。
完全に、三沢式フェイスロックが冴えに冴えわたってました!!
ゼウスは最近、移動中や家でも三沢光晴の試合動画を観ることが趣味とのこと。
その中でも、三沢の三冠初防衛戦となった1992.10.21 日本武道館の
対川田利明戦でのフェースロックに、かなりのカッコ良さを感じたようです。
ゼウスと言えば見ての通り、
日本人離れした筋骨隆々の肉体から放たれる、パワー殺法が売りのレスラー。
そんなゼウスも現在38歳。
20代の時のような、パワーだけに頼ったプロレスに限界を感じ、
徐々にテクニックを駆使した試合展開を取り入れてシフトチェンジ中だと、
サムライTV「速報!バトル☆メン」で語っていました。
そんな中出会った、三沢式フェイスロック。
【全日本・CC】Aブロック全勝対決は #ゼウス に軍配 ジェイクの首をあらぬ方へ捻じ曲げる #ajpw https://t.co/891jGdiwI9
— 東スポ (@tospo_prores) September 26, 2020
あの怪力で首を引きちぎらんばかりに締め上げるゼウスのフェイスロック。
さらに諏訪魔戦では、腕をハンマーロック式に固めてのフェイスロックも披露。
【全日本】“五冠王"諏訪魔3連敗で屈辱の脱落 ゼウス無傷3連勝で突破王手https://t.co/SSNSwUytaM#ajpw #2020cc pic.twitter.com/fXLl2LBAdA
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) September 21, 2020
この勢いで、1991年のジャンボ鶴田、1992年のスタン・ハンセン以来、
史上3人目の全勝決勝を決めることができるのか・・・。
一方、Bブロック1位の宮原健斗は、公式戦3勝1敗の勝ち点6。
ヨシタツにはまさかの敗戦を喫したものの、他の3試合は貫禄の勝利。
ゼウスと違って、宮原は毎試合20分越えの連発。
こちらも熱戦を披露していました。
腕をがっちり固めたシャットダウン・スープレックスホールドは、
体重の重い相手にも完璧に決めるほど、本当に完成度は高いですね。
#宮原健斗 「2連覇を果たすぞ!」青柳を下し首位タイに #ajpw https://t.co/LlBhEGfGrR
— 東スポ (@tospo_prores) September 21, 2020
私は、宮原健斗を健介オフィスでデビューした当時から見ていますが、
よくぞここまで成長したなと思いますよ。
一時は、憧れの新日本プロレス棚橋をただ真似したような感じで、
無理やりキャラを演じているように見えなくもなかったですが、
いまや完全に、宮原健斗オリジナルのレスラー像を確立した感があります。
ゼウスと言えば「人生は祭」をスローガンに戦う「お祭り男」ですが、
宮原に対しても「もう一人のお祭り男だ」と語っています。
そんな二人が戦う今年のチャンピオンカーニバル優勝決定戦。
一体、どうなったのか・・・・・・。
2020チャンピオンカーニバル 優勝決定戦 結果
(Aブロック1位) ゼウス vs 宮原健斗 (Bブロック1位)
いよいよ本日、決戦
"全勝での初優勝か 連覇か"2020 Champion Carnival[優勝決定戦]
Aブロック1位
ゼウス@zeusmatsuri
VS
Bブロック1位
宮原健斗@KentoMiyahara全日本プロレスTVにてLIVE配信https://t.co/Ty5HTUAYVF#ajpw #2020cc pic.twitter.com/BZhX3Mhemb
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) October 5, 2020
勝者:ゼウス
31分05秒 ジャックハマー→片エビ固め
ゼウスが史上3人目の全勝優勝を決めましたぁ~!!!
試合終盤には、宮原が必殺のシャットダウン・スープレックスを完璧に決めるも、
ゼウスはこれをなんと2カウントで返す。
まさか返されると思わなかった宮原は、明らかな動揺を見せました。
そこを一気に攻め込んだゼウス。
三沢式フェイスロックでフィニッシュは決められませんでしたが、
最後は今大会の公式戦で一度もフィニッシュに使わなかった、
必殺技ジャックハマーを解禁して、30分を越える激闘の末完璧な3カウント。
試合後は、あのレジェンド小橋建太からも、
ゼウスに祝福のツイートが届いていました!!
小橋さん、ありがとうございます!!
これからもプロレス道を精進して参ります!! https://t.co/Vj8VKMZB93— ゼウス(zeus) (@zeusmatsuri) October 6, 2020
チャンピオンカーニバルを終えて・・・今後の流れは?
【全対戦カード決定】
「2020 旗揚げ記念シリーズ」
10月17日(土)17:00開始
大阪・エディオンアリーナ大阪・第2競技場⭐️三冠ヘビー級選手権試合
⭐️GAORA TVチャンピオンシップ
⭐️ボディガー復帰戦
⭐️選手権試合前哨戦
▼詳細▼https://t.co/xpvarKBzCs#ajpw #ajpwtv #wrestling #プロレス pic.twitter.com/sJKd0eal2W
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) October 6, 2020
これで、10.17エディオンアリーナ大阪・第2競技場大会にて
諏訪魔の三冠ヘビー級王座への挑戦が決定。
諏訪魔は現在五冠王として君臨中ですが、
今大会は先述の通り、1勝3敗と完全に精彩を欠きました。
さらに「暴走大巨人」としてタッグを組む石川修司との仲がギクシャク。
【全日本】暴走大巨人は分裂寸前…試合そっちのけで諏訪魔と石川が小競り合い https://t.co/NwNYTZXmcA#ajpw #2020cc #諏訪魔 #石川修司
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) October 5, 2020
諏訪魔はこのままでは、ゼウスに三冠を奪われるどころか、
石川と仲間割れして世界タッグベルトも失いかねません。
いくつになっても「ガキ大将」のような破天荒なところが、
ある意味諏訪魔のレスラーとしての魅力ではありますが・・・・・・
はたして今後どうなってしまうのでしょうか・・・。
また、チャンピオンカーニバル優勝決定戦の試合終了後にリングに上がり、
敗れた宮原の元に駆け寄った青柳優馬。
2020.1.3、当時宮原が所持していた三冠ヘビー級王座をかけて戦う為に、
突如パートナー宮原に投げっぱなしジャーマンスープレックスを放ち、衝撃の裏切り。
それ以来、かつてのパートナー宮原とは完全に袂を分かっていた青柳。
今年のチャンピオンカーニバル以来、再びお互いを意識しあっているというが・・・
年末の最強タッグ決定リーグ戦へ向け、再び両選手のタッグの復活はあるのか。
こちらにも要注目です!!