こんにちは、KOUです。
先日は、2ヶ月に1度の定期検診でした。
実は今回・・・・・・
病院に行くのは2週間ぶり。
いったい何があったのか・・・・・・
今回のテーマ
- 2週間前にいったい何があった?
- HbA1c 前回7.3%からどうなった?
- 朝の高血糖対策について
- FreeStyleリブレの導入
- 障害年金3級認定に向けて
それでは順にお伝えしていきましょう!!
2週間前にいったい何があった?
先月からイヤな予感はしていた・・・・・・
実は2週間前・・・・・・
・ノボラピッド(超速攻型インスリン)
・Gセンサー(血糖値測定センサー)
出典:アークレイ株式会社
・マルチレット(専用穿刺針)
出典:アークレイ株式会社
この3つが
足りなくなってしまったのです。
実はすでに
先月からイヤな予感はしていたのです・・・・・・
さて、いったい
何が原因だったのでしょうか。
足りなくなってしまった原因
- 血糖値コントロールがうまくいかなかった
- 就寝前・夜中に不定期に血糖値測定をした
- 昼食前にインスリンを打つようになった
それでは考察していきましょう。
血糖値コントロールがうまくいかなかった
前回の検診からの2ヶ月半、
正直、血糖値コントロールがうまくいきませんでした。
その為、朝は高血糖の日が相変わらず多く、
通常の打数よりも3~4打多くノボラピッドを打つ日が多く、
その積み重ねで、前回処方されたノボラピッドの量では
足りなくなってしまったと考えられます。
※2021年4月~5月の朝食前血糖値一覧表
就寝前・夜中に不定期に血糖値測定をした
朝の高血糖が課題な自分。
原因が暁現象なのか、ソモジー効果なのかを判断するには、
夜中の3時に血糖値を測定すると良いとされています。
※「暁現象」と「ソモジー効果」について、詳しくは以下の記事の「就寝前の低血糖、および起床時の高血糖について、改めて対策を聞く」項をお読みください。
【近況報告】定期検診 2020/11/21
続きを見る
その為、
夜中の3時に起きて血糖値測定をしたり、
就寝前に血糖値測定をして、
高血糖状態であれば補正で3単位打ってみたりしていたので、
結果として
インスリンや血糖値測定に使うセンサー・針が
どんどんなくなっていったのだと考えられます。
昼食前にインスリンを打つようになった
昼食は基本、サラダチキン&ブロッコリー。
これは1型糖尿病になる前から、ずっと変わりません。
以前は、昼食がサラダチキン&ブロッコリーのみの時はインスリンを打たず、
カップラーメンやパンなどの糖質を摂取する場合は、
補正でノボラピッドを4打打てば
夕飯時には血糖値がきちんと下がっていました。
しかし最近は、サラダチキン&ブロッコリーのみの場合でも、
インスリンを3~4打打たなければ、
夕飯時の血糖値が高い状態が続くようになってしまった為、
昼食時にもインスリンを打つようになってしまったのです。
んで結局どうなったの?
泣く泣く病院に行った私。
実は以前に1度だけ、
今回のように足りなくなった事があり、
その時は診察を受けなくてももらえました。
そう思いながら受付に話をしに行くと・・・・・・
抵抗するのは無駄だと判断した私。
2週間後に定期検診があるのにもかかわらず、
その日結局私は無駄に診察を受け,
何とか欲しかったものを手に入れたのでした。
HbA1c 前回7.3%からどうなった?
そんなこんなで迎えた今回の定期検診。
普段の定期検診では採血&採尿をするため、
前日は禁酒をして体調を整えているのですが、
2週間前に既に採血を済ませているため、
今回は採尿のみとなります。
昨晩はいつもの飲酒 → 寝落ちで、
アラームをかけないまま寝てしまい、
夜中に目覚めることなく朝まで爆睡。
・・・・・・それでもいつもの時間に起床😅
採尿するため、
極力朝は家でトイレに行きたくなかったのですが、
昨晩の飲酒で膀胱はパンパン💧
膀胱がすっからかんになってしまったので、
大量に水を飲んでから家を出ましたよ。
病院に到着すると、今日は先客は少なめ。
受付を済ませ、
いつもの採血&採尿受付へ。
すると、
「本日は採血&採尿の予定は入っておりません」
「内科受付へ聞いてみてください」
とのこと。
本日は採尿のみの認識だった私は、
困惑しながらも急いで内科受付に確認。
すると・・・・・・
「担当医に確認しないとわからないので、お待ちください」
・・・・・・イヤな予感がした私。
とりあえず用を済ませ、
来たる時間まで待機。
すると・・・・・・
今日はなんと1番に呼ばれましたぁ~!!
開口一番、私は
「・・・・・・採尿は~?」
すると担当医は
「今日は無しにしました~😅」
さぁ・・・はたして今回のHbA1cの結果は?
↓ ↓ ↓
一時、6月上旬に調子が良かった時期もありましたが、
全体的にみるとダメダメでした。
仕事が忙しくなくなり、
活動量が減ったことも一因でしょう。
朝の高血糖対策について
やはり、朝の高血糖問題を解決しない限り、
HbA1cは悪化の一途をたどることになってしまいそうです。
そこで対策として、
最近変えたことが何点かあります。
朝の高血糖対策
- トレシーバの量を増やした
- トレシーバを朝打ち → 夜打ちに変えた
- ノボラピッドを食前15分前、ノボリンRを食前30分前に打つようにした
それでは順に説明しましょう。
トレシーバの量を増やした
前回の定期検診で、
トレシーバの打数が少ないのではないかとの指摘を受けました。
※前回の定期検診について、詳しくは以下の記事「【近況報告】定期健診 2021/4/3」をお読みください。
【近況報告】定期健診 2021/4/3
続きを見る
前回の定期検診後は、
トレシーバを平日 7 単位、休日 8 単位打つようにしていましたが、
現在は平日 8 単位、休日 9 単位打つようにしています。
これに関しては、
担当医も良いのではないかとの事。
むしろ、
平日も9単位で良いのではないかとの指摘を受けました。
今後は平日も、
トレシーバは9単位打つことにしたいと思います。
トレシーバを朝打ち → 夜打ちに変えた
トレシーバに関しては、
入院した3年前から一定して朝食時に打っていました。
しかし、朝の高血糖が続き、
何をやっても正常値にならない日が続いたので、
何かを変えなくてはならないと思っていました。
そこで色々調べているうちに思いついたのが、
トレシーバを朝打ち → 夜打ちに変えるという事。
※トレシーバの作用イメージ図
一日のインスリンの基礎分泌を担うトレシーバ。
上図のように
「ほとんどピークは無い」
と説明されていますが・・・・・・
そう、イメージ図では
打った最初の方がピークの山が高く、
その後なだらかに下っていくように見えますね。
つまり、
朝食前に打つよりも夕食前に打った方が、
夕食に摂取した糖質に効果的な役割を果たし、
翌朝の高血糖を防いでくれるのではないかと考えたのです。
※2021年5月の朝食前血糖値一覧表
上図を見る限り、
トレシーバの夜打ちは一定の効果があるように見えますね。
これに関しても、担当医は良いのではないかとの事。
やはり、少なからずトレシーバにも山があるので、
効果は多少なりともあるのかも・・・との見解でした。
しかしその代わり、
朝➡昼と昼➡夜の血糖値が、
以前の朝打ち時より下がりにくくなったようです。
やはり夜打ちにしたことで、ピークの山も夜に来るので、
翌日の昼間のトレシーバの効き目が弱まっているように感じます。
ノボラピッドを食前15分前、ノボリンRを食前30分前に打つようにした
毎日、食事の前に必ず打つインスリン。
それがこの【ノボラピッド】と【ノボリンR】
しかしよくよく調べてみると、それぞれインスリンには
『作用発現時間』
というものがあり、
効果が出るまでの時間は
それぞれ違うという事がわかりました。
※各種インスリン製剤について、詳しくは以下の記事をお読みください。
ココがポイント
【作用発現時間】
- ノボラピッド ➡ 食前10~20分前
- ノボリンR ➡ 食前30分~1時間前
最近は徹底してこのルールを守るようにしているので、
4月5月に比べると、6月は調子が比較的良いように感じますね。
※2021年6月1日~18日までの朝食前血糖値一覧表
FreeStyleリブレの導入
ついに・・・・・・FreeStyleリブレ処方!!
前回の定期検診にて、
6月からFreeStyleリブレが
私の通う病院でも保険適用で処方可能になると言われました。
※FreeStyleリブレについて詳しくは、以下の記事をお読みください。
今まで血糖値測定の際は、
採血用の穿刺器具で指先に針を刺し、
血糖自己測定器にセンサーをセットして、
そのセンサーに採取した血を読み込ませて測定していました。
作業は手間だし、毎回針で指先を刺す痛み⚡
そして当たり前ですが、
測定したタイミングのみの血糖値しかわからない欠点がありました。
つまり、1日の血糖値の遷移が
点でしかわからなかったのです。
しかしこのリブレは、センサーを腕に取り付けると、
24時間持続で14日間も連続して血糖測定をするのです。
つまり、毎回指先に痛い思いをすることなく、
リブレリーダーをかざすだけで、
いつでも血糖値を知ることが出来るのです。
しかも今年の2月からは、
なんとiPhoneで血糖値がスキャンできるアプリが出たので、
リブレリーダーを持ち歩かなくても良くなりました。
※噂のアプリ「FreeStyleリブレLink」について、詳細は以下の記事をお読みください。
このリブレを導入すれば、
恐らく生活はガラッと変わります。
ただ、月に処方出来るリブレのセンサーは2個まで。
センサーの初期不良や、
付け方が悪くて血糖値が測定できなかったりすると大変です。
とりあえず今回、2ヶ月分という事で、
センサー4個とリブレリーダー、
そしてもしもの時には、
今まで通り直接針を刺して血糖値を測れるように、
リブレ用の血糖自己測定用センサーを60枚処方されました。
心配事が・・・・・・見事的中!!
さぁいよいよリブレの装着。
装着する左腕の後ろあたりを洗った後、
アルコール綿で消毒し準備OK!!
いざ本物をみると・・・・・・
さすがに少したじろぎはしましたが(笑)
覚悟を決めていざ!!
・・・
・・・・・・
ブスッ!!
思い切りが足りなかったのか、優しめに刺したためか、
感触が無いくらい全く痛くありませんでした。
その後iPhoneのアプリを起動し、センサーに近づけてスキャン。
センサーの起動が完了するまで60分かかるという事で、
急いで風呂に入りました。
途中、こすったりぶつけたりしないように、
センサーの装着部分を何度も確認。
見ると、装着したセンサーのシール部分が、
若干剥がれてきていました。
何とか剥がれないように、
シールの接着部分を押し付けたりしながら何とか風呂からあがり、
いざ初めてのリブレでの血糖値測定へ。
リブレリーダーをセンサーにかざすと・・・・・・
心配事はなんと的中したのです。
一応10分後もう一度かざしてみましたが、
結果は一緒でした。
不安にかられた私は
急いでネットでこの事象を調べました。
調べていくと、
なんとこのセンサー、保険適用無しだと1個7000円以上することが判明。
一瞬絶望にかられましたが、調べ進めていくと、
センサーの初期不良などの事例が結構あって、
お客様相談窓口に電話すれば、
無料でセンサーを送ってくれるとの情報をGET!!
すでにお客様相談窓口の営業時間外だったため、
その日はあきらめて翌日会社で電話。
一通り昨晩の一連の内容を説明すると・・・
「センサーの初期不良の可能性もありますし、
そのまま使おうとしてもエラーで使えなかったと思われますので、
明日新しいセンサーをお送りいたします」
とのこと。
しかもお客様相談窓口の女性の、
なんとも丁寧で優しい対応。
こうして無事に新しいセンサーを送ってもらえることになり、
その日帰宅した私は、再度リブレの装着に挑戦。
もし付け方が悪かったのなら、同じ失敗はもう出来ないので、
もう一度説明書をじっくり読んで、いざ装着に再挑戦。
今度は昨日より勢いをつけて・・・・・・
・・・
・・・・・・
オリャ~~っ!!!
センサーを腕にぶっ刺しました!!
60分後、今回はセンサーが正常に起動し、
無事血糖値を測定することが出来ました。
ドタバタ劇もありましたが・・・・・・(汗)
こうして私のリブレ生活が始まりました。
朝の高血糖対策をはじめ、
これからの血糖値コントロールの参考にするため、
こまめに血糖値を測っていきたいと思います。
障害年金3級認定に向けて
以前から目標にしていた障害年金3級の取得。
実は・・・・・・
ついに動き出しました!!
2週間前、インスリンが足りなくなって
急遽病院を訪れたことは先程触れましたが、
実はこの日、今回の定期検診分の採血を済ませていました。
理由としては、障害年金の書類提出に必要な為、今回の定期検診で、
現時点でのCペプチドの値を知りたかったからです。
Cペプチドの値は、
障害年金3級を取得する為にはとても重要なもの。
それなのに・・・・・・
ココがダメ
Cペプチドは、普段の採血では検査項目に入っていません。
※障害年金3級の取得条件、さらにCペプチドとは何か、詳しくは以下の記事の「障害年金の認定におけるCペプチドの数値とは?」項をお読みください。
【近況報告】定期検診 2020/9/19
続きを見る
しかも、通院している病院では検査する事が出来ないらしく、
Cペプチド検査に関しては外部に依頼しているため、
採血後結果が出るまでに5日ほどかかると言われていました。
そんな状況を鑑みて、
担当医が2週間前の採血を勧めたのでした。
さて、
問題のCペプチドの現時点での値は??
↓ ↓ ↓
Cペプチドの値だけで言えば、
これで正式に、障害年金3級受給条件をクリアしたことになります。
この日、
担当医に書いてもらう書類も無事病院側へ渡し、
これで障害年金3級取得に向けて、
一歩前進することができました。
まとめ
結果としては、今回は微妙な感じでした。
Cペプチドの値は仕方ないとしても、
HbA1cの値が良くなかったのはダメですね。
やはり、朝の高血糖をいかになくすかが、
次の定期検診での結果の良し悪しにつながると言えます。
今回から導入したリブレを駆使して、
こまめに血糖値を測りながら、今後のインスリン量など
色々と吟味して対策を考えていきたいと思っています。